先日三笠市に炭鉱の跡を見に行ってきました。炭鉱とは縁のない場所
で生まれた私ですが、昭和の暮しに触れたくなって。
さて昼は何にしようか?三笠と言えば高校生レストランもあるけれど
昭和の暮しに触れたくて来たのだから、とチョイスしたのは「なんこ」
で、定食になったものありましたのでこれを注文。
入ったのはまんぷく食堂。念の為「クセありますか?」と聞くと、「ウチ
のはクセ少ない方で食べ易いとお客様から言われます」とニッコリ。
別にクセが多少あっても、それはそれでに構わないのですが、黙って
頼むより、スタッフさんとのコミュニケーションになりますよね。
おしぼりカチンカチンです。ここまで凍っているのは初めてかな?良く冷え
…を通り越し、拡げるのに時間がかかったけれど暑い日だからいいか。
上を見上げると色紙が並んでいますが、中に落語の林家たい平も。
さて「なんこ定食」が出てきました。
ご飯はどんぶり飯。炭鉱労働者の胃袋を支えた頃の名残なのかな?
私にはちょっと多いか?
なんこは馬の腸だそうで、それに野菜を加え味噌で煮たもので、その
ルーツは秋田にあると聞きましたが、空知の炭鉱街でもスタミナ食と
してよく食べられていたそうで、歌志内とかが有名ですよね。
ヒダが牛や豚と違う気がしますが、味はいたって普通のホルモン。
食が進んで、多いと思ったどんぶり飯も無事完食してしましました。
ごちそうさまでした。
三笠市幸町6-11(車は向いの市役所駐車場に止めても良いそうです)
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