１日１万歩目標のお散歩で、大通方面から電車通りに沿って西線方面へ。
ランチ時間を少し回っているけれど、どこかで食べようかな？と歩いていると
「餃子はのみもの」の挑発的な看板。
フードファイターのロシアン佐藤ちゃん（ファンです）じゃないんだから、飲み物は
無理でしょう？と、思いつつも看板見ると、生産農場が明記してあったりして自信
ありげだし、ビールと餃子のランチも良いかと思い直し入って見ました。
メニューに載っているビールは、サッポロのラガー中瓶（６００円）だけですが
札幌の赤星なら望むところ！早速頼むと、あいにく切らしていて(!)サッポロ
クラッシックの生なら５００円でお出しできますが…と。
ラガー呑みたい気持ちになっていたからさぁ…と、遠慮がちに独り言を言うと
お嬢さんが「なら、こちらいかがでしょう？けっこう苦みが効いていて…」と
メニューには無いビールを出してきてくれました。すみませんわがままで。
で、味は…おお、なるほどホップの苦みが効いています。旨い！
これをずっと毎日はキツイかもしれませんが、昼下がりの一杯にはグッドです。
ラベルを見てみると、アメリカのオレゴン州ポートランドのクラフトビールみたいで
ポートランディア・ピルスナーとあり、お値段は５００円でした。
餃子が到着し、「味を付けてありますのでまずはそのままで、不足なら酢でお召し
上がり下さい」との事だったのですが、そのままの味付けで肉の味が活きます。
サイズ的には普通ですが、野菜餡は少なめでなるほど肉は詰まっていて、中途
半端な噛み方だと肉汁が飛び出します。美味しいです。
包み方は、我が家では真似が出来ない片面だけヒダのきれいな形でした。
数は６個出てきましたが、メニューには５個４９０円とあり、お嬢さんが済まなそうに
「間違えて６個焼いてしまったので、宜しければ召し上がって下さい」と。
確かに餃子定食は６個で７５０円、冷麺焼き餃子セット９９０円等、定食やセット
メニューはみな餃子６個なので、ちょっと半端だなぁとは思っていたのですが…
でも、もしこれが戦略でわざと５個と表示して…なら凄いな
むろんそんな事はなく、ただの下司の勘繰りでしょうが、ちょっと得した気分。
ここは札幌では歴史あるビルですが、確かここは以前スープカレー店だったはず
２時過ぎと言う時間帯で私ひとりだったので、お嬢さんにそう話しかけると、２年前
に２号店としてオープンし、本店は狸小路７丁目にあるのだとか。
中古レコード買いにわりと７丁目は行くんですよ…なんて話をすると、お嬢さんの
お父様もレコードを大事にしている話、レコード・プレーヤーには触らせてもらえな
かった子どもの頃の話など、あるあるで楽しく私語もさせてもらいました。
ビール美味しかったし、餃子もしかり、お嬢さんも笑顔で（マスク越しだから目からの
推定）接客してくれて、とても良い昼下がりでした。
しかしまぁ、ここんところお嬢さんと話が出来て楽しかった…などと、オヤジ指数が
レッド・ゾーンまで回っている毎日だなぁ…と反省。
南１条西１３丁目 三誠ビル東側