以前テレビのバラエティで、土佐の田舎寿しと言うのが紹介された事がありま
したが、土佐と言うと鰹漁、酒の船中八策、さわち料理に女性酒豪(失礼)…と
言う豪快なイメージしかなかったので、繊細な野菜の寿司とは意外でした。
その後、デパートの「うまいもの展」大好きのカミさんが、見つけて買ってきて
美味しいのにびっくりしましたが、今回もまた札幌に来てくれました。
今回、カミさんはサバも入った「よさこい弁当」と言うのを買ってきて、それは
それで美味しかったのですが、私は野菜だけが個性が活きて良いな…と出かけ
て来ました。懐かしの名古屋の味「天むす」もあったので一緒に求めて。
主役を張るタケノコは淡竹(ハチク)だそうで、柔らかな穂先の部分が入ったものを
求めてきましたが、うん、美味しい!
北海道ではタケノコと言うのはネマガリタケなので、それはそれで焼いたりおでん
等にはとっても良いのですが、こういう寿司には出来ないから羨ましいです。
右端の青ズイキは里芋の茎で、里芋も北海道では育ちませんし、酢に使っている
のは柚子酢だそうで、この辺りはまったく北海道では手の届かない食材ですね。
私は仕事で何年か名古屋に住んでいましたから、地雷也の天むすも懐かしいです。
田舎寿しの後ですから、そうたくさんはいただけませんが、キャラ蕗をつまみに
ビール(の様なもの)を呑んで、天むすを2個ほどつまんで…
こうしてちょこっと喰いが出来るのも天むすの良い所ですね。
オフの日だし、余計な外出するとウィルスも怖いし、こうして昼呑みでお腹もくちく
なって、あとはソファーでうたた寝。
身の丈に合った幸せって、こういう事を言うんだよね~と、カミさんの視線がちょっと
イタイので、ニャンコに向かい独り言…ですが。