オオナゴの燻製 | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
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積丹の海にも夏が来て、水温が20度ほどになったこの日、イカナゴの群れが

綺麗で、関西ではくぎ煮にするこの魚、北海道ではコウナゴ(小女子)という呼

び方が一般的ですが。

 

もとは北方系の魚で、水温が高くなり20度を超えたあたりになると、砂に潜り

「夏眠」するのだそうで今が見頃?の魚です。

 

これが成長してもっと大きくなったのがオオナゴ(大女子)で、成魚として3~4

年経ったものは、20~25cmはあったと思います。

それが漁獲高が激減し、いまは中女子?くらいの大きさがせいぜいですが。

 

久し振りにみかけたコウナゴ、急に燻製が食べたくなり、札幌のスーパーなど

では見かけないので、帰りがけの積丹町の田中商店で買い求めました。

製造元は小樽となっているので、小樽の土産物店にもあるのでしょうが。

 

もともとさほど脂が多い魚ではないので、結構しっかりとスモーク臭がついて

やや渋みも感じる燻製です。それがまた妙に懐かしいのですが。

 

そんなわけで、レモンをギュッと絞ってかけたものを皮ごと頭まで丸かじりで

いただきます。

 

酒は北海道の海辺の酒が良いかな?根室の「北の勝」とか釧路の「福司」など

似合いそうです。

今回は呑みかけの青森の酒にしましたが、次回はぜひ道産LOVEで…ですね。