那覇ごはん6 美濃作の月桃蕎麦 | Bグルときどき腕まくり

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沖縄でそば(すば)と言えば、沖縄そば、宮古そば、八重山そばに先日

食べた大東そばと、そば粉を使わない小麦粉の蕎麦を指します。

でも日本蕎麦の店もあるみたいで、沖縄では和そばというようですが。

 

わざわざ沖縄に来て日本蕎麦という選択肢は無いな、そもそも蕎麦は

そんなに食べたいと言うほどの事では無いし…などと思っていたら

県庁前駅付近のランチ検索でヒットしたのが「月桃そば」

 

 

こういう個性的ご当地そばには興味惹かれます。

ちょうど月桃の咲く時期と言う事もあり、昼呑みのシメ(?)はこちらで蕎麦を。

 

 

月桃蕎麦は720円、手打ちだと200円UP

伺うと「月桃の香りは機械打ちの方がより強めで」との事。

良いな~正直なスタッフさんで。ならとここは機械打ちで。

 

 

漢方の原料ともなる月桃ですが、ムーチー(蒸餅)を包んだりした物を

食べても、特にクセのあるものではありません。

蕎麦も特に「漢方臭く」もなく、普通にスルスル入っていきました。

 

 

店主さんは、まだ占領下だった1967年に調理師として沖縄にいらして

沖縄が好きになり、骨をうずめる地として店を持ったとか。

そこで何か沖縄の物を生かしてと考え、この蕎麦を思い立ったそうです。

 

粉は熊本の球磨郡や宮古の物なども使うようですが、産地のトップに

書いてあるのが音威子府とありました。

昆布の他にも、ここでも北海道とのつながりが…と、嬉しくなりました。

 

那覇市久茂地3-8-1