黒霧島に赤霧島。手に入りやすく、普段呑みに美味しくて、食べ物に合って
結構お気に入りですが、茜霧島、これがいま一番お気に入りの芋焼酎です。
3年ほど前から限定発売されていたようなのですが、私は今まで知らなくて
行きつけ酒屋さんで「入荷しました」とあったので、レアなのですか?と伺うと
年に一度数量限定でしか入ってこないとの事。
この日は燗に向いた日本酒を求めに来たのですが、「レア」とか「限定」に
弱いので、さっそくこれもいただいて帰りました。
芋の種類は「タマアカネ」だそうで、オレンジ色の果肉とフルーツを思わせる
爽やかな香りが特徴なのだそうです。
25度なのでティスティングはストレートで。
「日本酒度」的な言い方で言えば、やや発酵が進んだ辛口タイプでしょうか?
5:5の水割りすると優しい甘みも広がり、千両梨のような、畑で朝もぎの
キュウリにそのまま齧り付いたような…と言ったら良いでしょうか?
フレッシュな味になります。これ超軟水で割るともっと香りも立ちそう。
同じく5:5のお湯割りでは、糖度の高いミカンの様な香りと、焼き芋の蜜の
ような、蜂蜜の様な甘さも感じられ、すっかりお気に入りになりました。
霧島酒造は、いいちこの三和酒造を抜いて焼酎出荷量で日本一の会社。
申し訳ないけれど、そんなに期待はしていなかったのですが、これは旨い。
さっそく次の日電話をしておいて、もう2本確保してもらいました。
さて、次のハレの日は、いつにしようかと楽しみです。
※タラコの醤油漬けと天寶一については、前日のブログをご覧ください。