バス通りから見かけたお店、スッキリとしたファサード、かつ漢字の当て字
とか、ふざけていないシンプルで真正面の店名も好印象。
これなら店内や厨房、細部まで神経が行き届いているハズ？と期待し入店。
メニューは淡口、たまり、白たまりと、３種類の醤油のみで各税込５００円。
このお店の最初の一杯なので、淡口醤油でお願いしました。
スープはスッキリと淡麗系で、色は淡いですが、塩気はそれなりにあり
(と言うか塩角かな？) もしかしたら、白醤油とのブレンドかも知れません。
チャーシューは小ぶりですが、脂身の所まで柔らかく、嫌味なく所が無く
メンマは妙に柔らかくせず、スッキリとした食感にしてあります。
加水率の低い細いストレート麺は、ちょっと九州系の麺に似ていますが
店内には「菅野製麺所特製」と看板があり、伺ってみると埼玉を中心に
首都圏で営業されている業者さんだそうです。
因みに後から見えた常連さんが「淡口、手もみで」と注文されていました。
後で店内を見回すと壁に５０円増しとありました。スープとの相性もあるで
しょうから、まずは通常の麺で三種類いただいた後に、頼んでみましょう。
これも常連さんと店主さんの会話盗み聞きですが、「土曜は早かったね」
「二時で売り切れたんです、朝だけで３０食以上出たもので」と。
品書きに、朝ラーメン各種４００円(少し小さめ)とありました。
確かに、このラーメンなら朝からスルスル入りそうです。
二度目の訪問では、溜り醤油をオーダー。
色は濃いけれど、甘さと旨味もこちらの方が濃くなり、スープと合わさると
優しい味になります。
香りも含め、私は先日の淡口よりこちらの方がより好みに合います。
動物系の脂は浮いていない様だけど、何をベースに？と気になっていた
スープは、やはり煮干中心で動物系は使用せず、香味油の方も同様に
動物系は使っていないそうです。納得。
さて、残すは白醤油ですが、大豆を使用せず小麦が原料だそう。
おお、多分西三河の「白たまり」ですね？
名古屋に６年住んでいたので、味わった事は無いはずですが
名前だけは思い出しました。
そう聞くとまた楽しみが増えました。次はいつ行ってみましょうか？☆
北３６条東１丁目