博多の屋台にそんなのがあった気がしますが、札幌では初めてかな？
麺を焼いて一晩寝かせ、それをスープラーメンに仕立てるというのは
「どっこ」という個性的なお店が、モッツアレラ焼きそばラーメン(!)として
やっていましたが、ここはスープオフに近い感じのもの。
(その分、別に鯛スープが付いてきます)
平たい鉄鍋に、鯛だしをブレンドした白濁とんこつスープを熱し、そこに
別なフライパンであおり、適度な焦げ目を付けた麺を入れ、トッピングを
載せたもののようです。
麺の焦げ目が美味しい！いわゆるメイラード反応の美味しさですね。
それを、このちょっとポタージュにも似たスープと絡ませていただくの
ですが、これはアリだなぁ、新しい味の発見です。★☆
味変用としては、自家製の調味料としてラー油とニンニク油があり
その他に紅生姜や青山椒も。
なかで私は、青山椒が気に入りました。
チャーシューは、薄く細長くスライスされた物が一枚載っていますが
私の好みはもう少しだけ獣臭を抑えた方が好きなので、これに青山椒を
振りかけた所、ベストマッチ。個人的には胡椒より合うと感じました。
むろん麺の上にもパラパラかけても良く、スープともう一度よく混ぜ
合わせ、ピリリと適度に痺れる感じでいただくのは好みの味。
これ、パスポートの期間が切れ、通常の値段になっても来たいお店です。
ランチタイムは餃子やチャーシュー丼、鯛茶漬け！などとのセットメニュー
も、あるみたいだし。
バスセンター付近のランチは、麻婆豆腐の美味しかった中華屋さんや
リーズナブルな値段で頑張っていてくれた本格インドカレーのお店とかが
なくなってしまったので、少し寂しかったのですが、また立ち寄る場所が
増えたのは嬉しい事です。
南２条東２丁目