空知の炭鉱群(石狩炭田でしたっけ?)の一つで、栗沢町にあった萬字炭鉱を
ご存知の方は、北海道の炭鉱最盛期を知っている私の同年代か、空知地区に
お住まいの方でしょうね。
昔、室蘭港に向けて、一杯の石炭を積んだすごく長い貨物列車が走っていた
事とか、今は、ご存じない方の方が多いのでしょうし。
で、その萬字炭鉱に昭和30年に開店した「小鳩ラーメン」というお店があった
のだそうです。
ようやく本題ですが、岩見沢にあるこちらのお店は、その二代目のお店の様で
そんなメニューが並んでいます。
私が頼んだのは「小鳩らーめん」
あっさり系のスープに、水あめを加えた醤油だれを使っているそう。
卵は、ポーチドエッグのやり方でさっとスープで煮込んである様子。
昭和30年代にこの工夫は、なるほど人気店だったのでしょう。
カミさんは濃口醤油に、ニンニク(フライド?)が効いた「まんじラーメン」を注文。
昭和のあの時代を再現した店内、石炭ストーブ、ちゃぶ台、アルミのカップ…
これで不味ければ、なんちゃって昭和ラーメンなのですが、これは味と店内が
きっちり合っています。
確か新札幌にも「萬字ラーメン」とあった気が。
これは行ってみなくてはなりませんね。★★