宝永の頃、京都のやきいも屋が、栗=九里に近い八里半と言うシャレの看板を出し
江戸にもこれに習った店が出来たのは、寛政年間だそうで…
やがて小石川に強気な店が現れ、栗=九里、より=四里旨いで、十三里としたとか。
更には、十三里以上旨いで「、「半」をつけた店が…など、諸説あるようです。
私は落語などで「栗より旨い十三里半」と覚えているのですが、この十三里半は
当時の芋の特産地、川越との距離にかけたという説もあります。
ま、それはともかく、キャンペーンに乗って、芋を買ってきました。
石焼芋…と言いたいのですが、適当な石も無く(今度、東小樽海岸辺りで拾おう)
今日は小さな土鍋に、アルミ箔を敷いて、簡易焼き芋
ガスレンジで弱火、途中で頃合を見てひっくり返し、三十分ほどで出来上がり。
普通に美味jく焼けます。
芋焼酎を片手に食べると、もっと美味しいかもしれません。
生憎、今日は米焼酎しか無かったのですが、これはこれで美味しいです。
まあ、焼き芋肴に呑む必要があるのか?は……ですが。