富良野市街からは、かなり外れた麓郷という場所まで車を走らせました。
(この地区は、北海道を舞台にしたドラマの、聖地の一つだとか?)
ここは、自家製麺はおろか、粉から自家製粉なのだそうで、店内を入るとその
アピールの為か、純粋に全体レイアウトの問題なのか、レジの前に製粉機が
置かれています。
私は石臼挽き中華に興味があったのですが、食い物芸人が頼んだ…と
メニューにあるのには、いささか躊躇しましたが、結局これを注文。
食べて見ると、しっかりした麺とスープで、味だけで勝負できる店のはず。
なので、こんなコピーは外した方がいいと思うのですが、そんな事は気に
しない人のほうが多いのでしょうね。引いているのは私だけ??
肝心の麺ですが、そばにも似た黒っぽい色は全粒粉なのでしょうか?
麺の太さはやや太め、20番位の見当で、ツルシコ感は割りと普通ですし
加水率も、札幌の麺などに比べ、そんなに変わらない印象ですが、粉が
密度高く詰まったという感じの、しっかりと腹持ちの良い麺です。
余談ですが、粉を含め、細部に拘ったであろうという感じの麺とスープの
割りに、レンゲが金属で、それが唇に当る感じが、私にはちょっと…
因みに木のお玉も好きじゃないので、私の感覚が古いだけなのでしょう。