少々時間が経ちましたが、節分の時期「丸かぶり寿司」や「恵方巻き」など
コンビニが提案したキャンペーンが奏功し、今やスーパーから寿司屋までが
便乗し売り込みを競っているのは、個人的にはとても違和感があります。
最近、バレンタインデーにチョコを貰えない「非リア充 」の人たちがこの日を
「うまい棒」の日にしようという呼びかけの方が、まだ親しみが持てますが
うなぎは脂がのってくる秋口と春先が旬だから、夏場は売上が低迷する。
何か良い知恵は?と相談された平賀源内が、「丑の日に『う』の字が付く物を
食べると夏負けしないと言う。本日丑の日と書いて貼り出しなさい」と提案し
それが広がっていった…と言う話があります。
話の真偽は不明ですが、食べ物を広告戦略で販売促進した嚆矢はうなぎ?
もっとも「子を持つ秋口は皮が硬いので、蒸しをかける関東風に向く。地焼き
に向くのは成長期の夏」という話もあります。(名古屋の名店「いば昇」店主)
最近稚魚高騰で、鰻がどこも値上がりし、ここも2月から値上げしましたが
それでもランチで1450円は、鰻ファンにとっては嬉しい価格です。
やっぱり鰻は、皮がパリッとした地焼きが好きです。
「鰻は皮があって無きが如しを上とする、皮が堅いのが良いなんて客が…」
と、子母澤寛センセイが激怒しようと(味覚極楽より)、私はパリッが好きです。
タレはややさっぱり系ですが、蒸さない分だけジューシーな部分が残る
この焼き方には合っているかな?
鰻は好みに合うので★付けたいけれど、喫煙フリーは勘弁!で、星は無し。