牛丼風に煮込んだものを想像するでしょうね。
でも北海道で「豚丼」と言えば、豚肉を焼いてたれを絡めた帯広の
ものを思うのが一般的です。
10年位前だと、帯広(とその周辺の十勝管内)に行かなければ
食べられなかったのが、最近では札幌でも時々店を見かけます。
豚丼は、1960頃帯広の店「ぱんちょう」が始めたものが元祖。
その後、フライパン系の「新橋」などが出来、広がっていったとか。
(元祖ぱんちょうは、炭火焼です)
その「豚丼」が、吉野家より全国発売との事で、食べてみました。
札幌では全国に先行し、発売されていたのですが、食べるのは
今回が初めて。
店頭にはさっそく、「豚丼 十勝仕立て」という幟が立っています。
価格は並盛で380円と、サラリーマンの応援価格です。
十勝という北海道の地名が付いた丼と言う事で、新聞のほか
NHKローカルまで本日の発売が取り上げられ、有効なパブに
なったようで、昼時、多くの人が豚丼をオーダーしていました。
調理はフライパン。帯広のフライパン系のような焼いたカラメルは
使っていないので、家庭でも出来そうな親しみやすい味です。
(札幌では「豚丼のたれ」と言うのが、スーパーに並んでいます)
こうして「十勝」ブランドが広がるのは、道民として嬉しいですね。
牛丼と並ぶ看板商品になりますように。