本日は 大変珍しい現場をご紹介します。
前々よりご親切にして下さっているオーナー様より
築120年ほどと言われている自宅からで、
今回の大震災で 代々大事にされてきた神棚が傷んでしまった為
補修工事のご依頼を受けました。
こちらが 神棚です。梁への被害は全く問題なくて安心しました。
そして最終仕上げ。
神棚、だるまさんを慎重に 元の位置に収めさせて頂きました。
襖も新しい襖に張替え だるまさんの表情も 心なしか微笑んでいるように感じうけられます。
・・・現地では、数名の職人がいないと直せない箇所も所々見受けられました。
例えば
敷地内に氏神様の区画があるのですが、こちらの笠(屋根)が地震の時
落下してしまいました。
幸いにも笠は無事割れもせず 外れてしまっていただけでした。
これを職人3名でゆっくり、落とさないよう慎重に慎重に持ち上げ、
元の位置へと運び重ねます。
後から「見た目よりも重かった」と担当者よりの感想を聞きました。
そして我が社のOさん。
元に戻しただけでは、気がすまない職人なので・・・
接地面の周りをコーキングし、周囲を囲っている鳥居までも
塗装し、仕上げてしまいました。
気がつけば もう薄暗くなってきましたが
Oさん、氏神様周囲の植栽も手を加えておりました。
お客様も、このOさんの気遣いに大変喜んで下さいました。
このお喜びが我が社の喜びなんです。
神棚、氏神様の手直しも年内中に終えられて良かったです。
家庭円満も一層向上されると信じております。