プロジェクトは必ず遅れるものである。 | ロマンチックなSEがIT業界を変える。

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アッツワークス株式会社 代表取締役 犬旅コンサルタントのブログです。
IT業界に入って25年。
システムエンジニア(SE)としての日々の活動記録。
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SEがつらい理由のひとつは、常に「納期との戦い」があることではないでしょうか。かつ、一定の品質を保つ必要がある。

今私が携わっているプロジェクトは試験工程の後半です。サブシステムが20程度ぶらさがっているのですが、それが一部密結合しています。なので、どれかが遅れるとつられて他のも遅れる、という構造になっています。

とりあえず、疎通試験が通らない、マスターに不具合がある、なんてことでどんどん遅れてしまうんですね、マスターも大きいので再度ロードするだけで時間がかかってしまう、その間試験要員は待ちになる、という連鎖的に遅れが波及します。

今はまだ、土日でリカバリーできる範囲ですが、今後はいよいよまずくなります。

最近のプロジェクトは短納期なので、必ず進捗が予定より遅れます。理由は何でしょう。
  ・元々の計画に無理がある。
  ・前工程の品質が悪く、バグがすりぬけてしまう。
   →次工程の試験工数が増える。
  ・総合試験工程になると、単体試験では見えなかった仕様バグが
   判明する。
   →手戻りの量がだんだん大きくなる。
  ・試験環境に不具合があり、試験が止まる。
  ・結合試験だと、モジュール間の仕様のズレが判明する。
等、いろいろ考えられます。

やっぱり、ステップ数が1Mを超えてくると、全体を見渡すのが難しく、それが後で悪く影響してくるんでしょうね。

対策としては、
 ・インタフェース部分を特に重点的に確認する。
 ・設計書のお客様レビュー時にお客様側にも力を入れてもらう。
   →実はお客様がしっかりレビューしていなくて、後から仕様変更が入ることがあるんですよね。
 ・工程の終了時に品質をしっかり確認する。
   →ただし、これって現実的には時間がなくて非常に難しい。
 ・優先順位をつけて、リリース時期を調整する。
等がありますかね。

うーん、どれも難しいですが、そうしなければプロジェクトは成功しないですよね。もうちょっと考えて見ます。