IT業界で働くSEの皆様
昨年2005年は、10年後振り返ったときに、色々な転換点だった、というような評価がされる年だったような気がしています。1995年、そして、本にもなっている1985年、10年刻みで来る、エポックメーキングな年です。
例えば、本格的な景気回復を実感として確認できた、とか、1年で40%も株価が上がった、とか、自民党が圧勝して小泉政権の意のままに日本が操られた、とか、記録的な雪が降ったとか、いろいろな要素があります。
そのいろいろな要素の中で、総体として、人々を不安に陥れるようなイベントもたくさんありました。そんな中、IT業界にとってインパクトがあったのは、個人情報保護法施行によって個人情報に対するセキュリティに対する認識が変わったことではないでしょうか。
このルールによって、新しいビジネスが台頭するというような予測がありましたが、実際にはどうでしょう。暗号化ソフト、USBを機能しなくするようなソフト、シンクライアント、ISMS認証取得コンサル。。。手元に数字がないので、はっきりしたことは言えないのですが、どちらかというと、マイナス面のほうが大きかった気がします。
ノートPCの持ち帰り禁止、USBドライブ使用禁止、年賀状用の住所録作成禁止、研修受講者の名簿配布禁止。。。数え上げたらキリがないのですが、「禁止事項」の嵐ですよね。どんどん利便性がなくなって、IT業界の活動事態がシュリンクするような方向に動いた一年だった気がしています。
まあ、2年くらい運用してみて、少しはより戻しが来て正常化することを祈っています。
でも、このように、人々の不安を少しでも取り除くようなお手伝いをできるのもITの魅力ですよね、例えば、子供の通学時の安全を確保するための仕組みとか、インターネット上でのお買い物を安全にできるようにするための仕組み、とか。ホームページを勝手に改ざんされないようにする仕組み、とか。
今後、安全、安心をキーワードとしたビジネスが徐々に増えていくのではないか、と見ています。いかがでしょう。