「システム保守」の見積と提案内容 | ロマンチックなSEがIT業界を変える。

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アッツワークス株式会社 代表取締役 犬旅コンサルタントのブログです。
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システムライフサイクルの最後が「運用・保守」なのですが、これの見積って難しくないでしょうか。もちろん、当初の設計費用、構築費用というのもなかなかお客様に納得いただく方法がない、という状況ではあるのですが、さらに運用、保守となると、お客様もできるだけ安くしたい、という力がこれまでにも増して働く気がします。なんといっても固定費として、毎月定額で出て行くものになるわけですから。

でも、提案するSI-erとしても、なかなか明確な根拠を持った提案ができないのではないでしょうか。

もちろん、パッケージ製品のようにNが稼げるものであれば、コールセンタを設けて集約化を図ることは可能ですが、スクラッチ開発したシステムとなると、そのシステム専用のメンバを確保しておくための基本料金が必要となります。

じゃあ、この基本料金っていくらなの、ということになるのですが、お客様の意識と提案する側の意識に乖離があるのが現状です。どうしても、お客様のイメージとしては、いわゆる「プログラマ」を用意しておけばいいんじゃないの?と考えられていますが、もちろん、小規模なシステムではそうでしょう、しかし、10億、100億単位のシステムとなれば、そういうわけにはいかないのではないでしょうか。

つまり、やはり、「システム構築」というのが何なのか、どういう構造で成り立っているのか、という認識に乖離がある限り、いつまで経っても歩み寄れないのかもしれませんね。

今、「人月の神話」を読んでいるので、次はそれについて書こうと考えています。