少し古い本ですが、堀紘一氏の「成功する頭の使い方」を読みました。副題に「スーパー洞察力のすすめ」とあります。
ちょうど10年前の1996年の本ですが、まさに10年後の今を言い当てている部分がたくさんあります。まあ、当たっているかどうかはあまり重要ではなく、生き抜くためには「考える」ことをしなければならない、と言っています。
これまでの日本の教育は、暗記中心で、考えることを苦手にしてきましたが、では、「考える力をつけるにはどうすればよいか」に対して、一番いいのは「異質との遭遇」だとしています。日本のように自分とほぼ同じような人しかいない環境ではどうしても考えるパターンは幅が出ません。
例として、日本は属性社会で、東証一部上場企業の部長像はだいたい決まっていて、まず、男性であり、一流大学を卒業し、50歳くらい、既婚で子供が2人、戸建かマンションを持っていて、年収は1500万程度。そうやって、ほとんど幅がないのが日本社会でした。
でも、今後は、どんどん幅が広がってくるでしょう。そうなった時に、様々な面で「違う人」と出会い交流し、知り、発想することでブレークスルーできる可能性が高くなるのではないでしょうか。ますますコミュニケーション能力を磨く必要がありますね。
これから10年 成功する頭の使い方―スーパー洞察力のすすめ