皆様の中には、技術系SEではなくて、営業系SEの方も多いのではないでしょうか。最近では、「ITの価値」に対するお客様の認識がどんどん下がっているような気がしませんか?
例えば、官公庁系を例に挙げれば、コンサルティング会社が入って「無駄無駄無駄」の連呼です。その結果、システムを構築する側は、ムリなダンピングをして受注するしかなく、そして、QCDが最悪なシステムが出来上がる、という悪循環が日々繰り返されている気がします。
先日の日経の雑誌でも「動かないコンピュータのその後」をやっていましたが、結論的には、開発会社だけが一方的に悪いのではなく、予算を適切に見積もれなかったり、仕様を期限までに決めることができなかったりするお客様側にも一因がある、ということなんですよね、つまり、10億を超えるような大き目のプロジェクトでは、やはり「同じ船に乗る」という感覚を醸成することが大切な気がしています。
建設業界では「談合」が激しくたたかれていますが、違った見方をすれば、生活を守るための必然だったのかもしれませんよね。不要な削りあいは品質を落とし、体力を奪い、そして自殺者を生む。
そんな時、思い出したいのがこの言葉です。
「値段を下げるのは、プライドを下げるのと同じだ」
昨日に引き続き、この本からの引用です。
付加価値がなければ、単なる価格競争に巻き込まれてしまう。そうではなくて、サービスや付加価値、そしてお客様の課題を適切に解決できるソリューション、そういうことで勝負していかないと生き残れない、そういうことを伝えたいのかな、と考えています。