IT業界で働くシステムエンジニアの皆様
最近、「品質」にかかわるトピックが連続して起きています。新幹線のパンタグラフの問題、トヨタのブレーキの問題。。。
以前は、例えば、耐震強度偽装、食品偽装、等もありましたが、なぜ、連続して起きるのか、と考えてみると、実は連続して起きているわけではなくて、マスコミ等が集中して同じようなネタを探すから、なのかもしれません。
リコール情報については、国土交通省のページで検索できますが、各メーカ、日々、いろいろとリコールされていることがわかります。
今回はGM破たんとの関連がある、との意見もあるようですし、トヨタたたき的なキャンペーンも含まれているかもしれません。
でも、そのきっかけを作ってしまうような振舞については、反省しなければらなないと考えています。
ブレーキの利きがあるタイミングで悪くなる、という情報は以前から入っていて、検証中だったようですが、対策は公には行わず、新規の1月販売分から対策を行っていたそうです。
根本原因がわからない段階で公表することは、結果がよければ歓迎されますが、皆が不安になってしまえば、失敗!という評価になってしまうので、非常に難しい判断を迫られていたと想定できます。結果的に「リコール隠し」という報道もあります。
ハインリッヒの法則が語っているような気がするのですが、アクセルペダルが戻らない、とか、ブレーキの利きが悪い、というひとつの情報が入った時に、「あ、これはまずそうだ、調査してすぐ公表しよう、対策しよう」と思うか、「ブレーキに対する感覚はヒトそれぞれだから、まあ、メーカ側の問題ではないだろう、でも一応調査しておこう」と思うのかでは、結果が全然違います。
この一瞬の気持ちは、ちょっとした違いなのですが、あとあと、大きな結果の違いを生み出す、ということが経験的にわかってきました。
1万枚出す帳票の1件にちょっとした問題があったときに、全帳票を見直せるか、それとも、該当する条件に合致した帳票だけを見直すのか、という初動の違いで、また、異なる結果が生まれるんですよね。全帳票を見直せば、実は、違う条件の時にもまずい帳票が出てしまうことが発見できる可能性があります。
もちろん、コスト、時間、とのバランスなのですが、その限られたリソースの中で最大限の対策を打てるのかどうかは、マネージャの腕の見せどころだと考えています。
また、書きます。