長子のメルボルン滞在は2週間弱。
日本を愛してやまない彼は1週間の
語学学校を終え、1人帰路に就く。
オーストラリアって暮らしやすいよね?
と聞いたら、まあまあと答えたが、
日本の方が100倍いいと言う。
都会っ子だから、なんでも歩く距離で
全て手に入り、物価は安く、友達も
たくさんいるあの東京が1番いいのだろう。
東京駅はメルボルンっぽいけど
こちらがメルボルン
次子は死ぬ時は骨は日本に連れ帰ってくれ
と真顔で言った。なんで私の方が長く生きる
設定になっているのだ💦
それほど次子はオーストラリアで暮らしていく
未来像が頭にあるらしい。
骨は日本に埋めたいが😭
私はどうだろう?
なんかどっちでもいいやという感じだけど、
生活の糧が日本にある限りはやはり日本
なのかもな、友達は断然東京に多いし。
こちらに来て思うのが、日本は低賃金、
少子化、高齢化社会と問題山積みだけど、
やはり平和で何も考えなくていい場所だと
いうこと。
そして帰りたい場所が帰ることのできる
場所であるということ。
メルボルンには帰る場所のない難民もいる。
自分の国の価値に気づけたなら、
長子のやる気のない語学研修も
一定の価値があったのかもしれない。
もう少しで帰国する、少し大きくなった
子どもの背中を見ながらそう思っている。