早稲田大学Life Redesign College(LRC)1期生の
佐藤みふゆ(みーこ)です。
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2022年9月12日の投稿です。

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9/10は「異文化コミュニケーション」の最後の授業でした。
 
 
電車がストップして遅れて参加したのだけど、
最初に、こんなワークをやっていました。
 
 
「結婚式間近のローズマリーは
婚約者のジェフリーのもとに向かおうとしますが
ワニのいる川を渡らなければ行けません。
 
 
船を所有するシンバッドが
「自分と1週間を共にしたら船で渡してあげる」
と言います。
 
 
ローズマリーが友人のフレデリックに相談すると
「それは君の問題だから僕は関係ない」と言います。
 
 
ローズマリーはシンバッドと1週間を共にして
船で渡してもらいます。
 
 
結婚式前夜に婚約者のジェフリーにそのことを話すと
ジェフリーは怒って、結婚式は中止になりました。
 
 
そんなローズマリーに友人のデニスは
「君のことを愛していないけど結婚してあげる」と言います。
 
 
あなたが「許せない順番に並べると、どうなりますか?」
 
 
 
これを各自で順番を考えて
グループでディスカッションしました。
 
 
このお話は、わざと内容を曖昧にしているので
各自の価値観が浮かび上がります。
 
 
そして、国によっても答えの傾向が違うそうです。
 
 
たとえば貞操観念の強い国では
ローズマリーを許せない。
 
 
だけど、1週間を共にしたとしても
語り合っただけで、何もなかったかもしれない。
 
 
私は条件を持ちかけたシンバッドを
一番許せない人に選んだけれど
合理主義の国では「give&Take」だから
シンバッドのやったことは当然のことと思う。
 
 
「それは君の問題だ」と言ったフレデリックは
「悪くない。ごもっとも!」という意見もありました。
 
 
デニスは
「愛していないけど結婚してあげる」と言ったけれど
本当は秘かにローズマリーを愛していたのかもしれないし、
もし本当に愛していないのだとしたら
結婚したとしてもローズマリーはずっと
「結婚してあげた」と言われて幸せになれないんじゃないか?
という意見も。
 
 
ローズマリーを「一途」と思う人もいれば
「浅はか」と思う人もいる。
 
 
ジェフリーを冷酷と思う人もいれば
「当然」と思う人もいる。
 
 
「一番許せる人」と「一番許せない人」の選択に
その人が大切にしている「価値観」が現れます。
 
 
あなたの「許せない順番」は、いかがですか?
 
 
う~ん、難しいね。
 
 
その後で、こんなお話がありました。
 
 
「自分の価値観」もしくは「日本の価値観」では
自然と人間は、どのような関わりか?
 
「自然に服従」「自然と共存」「自然を支配」
 
 
私は自然と共存したいと思う。
人間も自然の一部で
地球に住まわせてもらっているのに
それを忘れて自然を破壊しているから
地球温暖化などの問題が生じているのではないか?
 
 
人間の本質は
「悪」「中立的」「善と悪の両方」「善」
あなたは、どう思う?
 
 
「過去」「現在」「未来」のどこに焦点を当てる?
 
 
人間関係は
「縦関係」「横関係」「個人」のどれが大切?
 
 
私達は自分が「当たり前」と思うことが
他の人にとっても「当たり前」だと思いがちだけど
「当たり前」だと思うことは「当たり前ではない」
 
 
親子であっても夫婦であっても違う人間だから
価値観は違うし
同じ人、同じ物、同じ出来事、同じ世界を見ても
みんな自分のフィルター(価値観)を通して見ると
違うものに見えている。
 
 
私は海外を転々として生活した経験があり
英語教師や日本語教師の経験もあるから
「みんなちがって、みんないい」という言葉が好き。
 
 
コミュニケーションに終わりはないし
完全に理解し合うこともできない。
だけど、理解し合おうとすること、
違いを認め、尊重しあうことが大切だと思う。
 
 
授業は
「何を持ち帰りますか?」と結ばれました。
 
 
お見合い結婚した夫に
私が子どもの頃、国際結婚に憧れていたことを話すと
愛知県郊外の出身の夫は
「尾張の国との国際結婚じゃないか!」と言う(笑)
 
 
私は白味噌が好きだけど、夫は赤味噌が好き。
 
 
その二人の間に生まれた息子は、幼い頃
「赤味噌と白味噌を混ぜたら、
どうしてピンク味噌にならないの?」
と面白いことを言っていた。
 
 
 
まずは身近な家族との異文化コミュニケーションを
大切にしなくちゃね(笑)
 
 
花光先生、ステキな授業をありがとうございました。
 
 
 
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