神様のカルテ / 夏川草介
神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。
夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。
読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー。
第十回小学館文庫小説賞受賞。
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医師の少ない地方病院でがんばっている先生のお話。
著者が現役のお医者様であるため表現もリアルなのかな。
あらためて地域医療の現状&医師の不足の深刻さを考えさせられました。
でもこんな先生に出会いたい。
ママ友さんの中にご主人がお医者様の人が2人いるのだけど
それはそれは激務でなかなか帰宅できないのだそう。
「1人で育児してるようなもの」と言ってたな。それはそれでなかなか大変だよね。
タイトルの「神様のカルテ」は本文とどう関係があるのかなぁ。
ちょっと分かりませんでしたけどじんわりと暖かくなる本です。