太陽の坐る場所 / 辻村深月

高校卒業から10年。クラス会に集まった男女の話題は、女優になったクラスメートの「キョウコ」。
彼女を次のクラス会へ呼び出そうともくろむが、「キョウコ」と向かい合うことで思い出される、
高校時代の「幼く、罪深かった」出来事―。よみがえる「教室の悪意」。
28歳、大人になってしまった男女の想いを描き、深い共感を呼び起こす傑作ミステリー。
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こんなドロドロしたクラスは嫌だなー。
友達の心を探るような関係を高校時代から続けてたら疲れてしまいそう。
なのにクラス会を毎年開催するのはいかがなものか。
卒業してもずっと変わらない関係。
良いほうならまだしも見栄や自慢だけのクラス会。
田舎VS東京の劣等感。
みんな考えすぎじゃない??
途中で「キョウコ」が誰のことを指すのか分からなくなって
ページを戻ることもありましたが最後まで読了。
文中に「女って怖いよな」ってセリフがあるけど陰湿という意味では
確かに怖い。