切羽へ / 井上荒野
静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、ある日、一人の男が現れる。
夫を深く愛していながら、どうしようもなく惹かれてゆくセイ。
やがて二人は、これ以上は進めない場所へと向かってゆく。
「切羽」とはそれ以上先へは進めない場所。
宿命の出会いに揺れる女と男を、緻密な筆に描ききった哀感あふれる恋愛小説。
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このお話、なーんにも起こりません。
ずっと心の中で進行していきます。
でもセイが石和のどこを惹かれたのか。全く分かりませんでした。
恋愛物を読んでも何も思わなくなってしまってちょっと悲しい。
ちょっと合わなかったのかも。残念。
