私の男 / 桜庭一樹
- 私の男/桜庭 一樹
- お父さんからは夜の匂いがした。
狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。 - 暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂『私の男』。
- 第138回直木賞受賞作品。
- -----
- ずっと気になっててやっと読めました。初桜庭作品です。
- 好き嫌いが分かれると思うけど私には合いませんでした。
- 息苦しくて息が詰まりそうで逃げ場がないというか。
- そして分かりにくい。
否定しながら読み進めていたからどこも共感できる部分もなくて
投げ出してしまいそうでした。
他の方の書評を見ると私のはない感じ方をしている方も多くて驚き。
すべてが合うとは限らないけれど私の中ではハズレでした。