その日のまえに / 重松清
今日はオットが早朝よりシーバス釣りに出掛けたので眠れなくなってしまい
さきほどまで読んでいた本を紹介します。
重松 清:その日のまえに
内容:僕たちは「その日」に向かって生きてきた男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、
幸せな一生なのか。消えゆく命の前で、妻を静かに見送る父と子。感動の重松ワールド
(引用:amazonより)
昨日までの生活はずっと続くはずだった。そして明日も当たり前に来るはずだった。
それを不意に断ち切る大切な人の死。
生きること死ぬこと、その後の幸せの意味を見つめる連作短編集。
「その日」とは大切な人が亡くなる日のこと。
この本は逝く側、送る側の気持ちがよく表現されています。
もし私が「その日」を迎える日がきたら・・・
もし私の大切な人が「その日」を迎えようとしていたら・・・
「永遠」なんて絶対にない。
自分の意思とは関係なく終わる日が必ず来ます。
その日はいつかは分らないけれど精一杯生きていこうと思った一冊。