ナラタージュ / 島本理生
 島本 理生:ナラタージュ
 
先週読んでいた本です。
どこで読んだか忘れてしまったけれど書評系ブログを読んでから気になっていた一冊。
人気があるのか図書館では予約待ちがたくさんいるしブックオフにも売ってない。
読みたいタイミングで読めないとどーしても読みたくなる。
どーしよーかちょこっと悩んで本屋さんで購入しました。
全体に漂う緊張感のある文章は好き嫌いが分かれると思います。
似ているとすれば村上春樹の「ノルウェイの森」っぽい感じ。
私はどっちかというと苦手なほう。
でも読み進めないと見えてこない全容が気になって一気に読んでしまいました。
読んで思い出したのは高校時代に好きだった人とのこと。
3年間もの間想い続け付き合ったけれど好きすぎて辛くなってしまいすぐに終わった恋。
別れたあと何年も何年も引きずりました。
今、彼に会ったらどんな感情が湧いてくるのだろうか?
誰もが記憶に残る大恋愛をしていると思うけれどそれをまた思い出させてくれる一冊。
女性向かな、きっと。