電話恐怖症 | 3人暮らしつれづれ

電話恐怖症

元夫は浮気を繰り返す男性でした。
発覚するに至る多くの要因は「何かおかしい」という妻特有の直感と
プライベートなメールが全く管理されていないPCメールでした。
離婚の直接的原因となった女性との浮気が発覚したのは忘れもしない「密告電話」。

最初は「ご主人、浮気してますよ」から始まった。
それからは「今、彼女の家にいますよ」といった状況報告の電話が頻繁にかかってくるようになりました。
密告電話の相手はいつも「非通知」。
電話が鳴るたびにドキドキして電話のディスプレイが「非通知」であることを確認して
心の準備をしてから受話器を取っていました。
当時、在宅の仕事をしていたので非通知拒否設定ができずにいたのです。

それからです。電話の呼び鈴が気になりだしたのは。
鳴る度に自分でも驚くほどカラダが敏感に反応し電話に出るのが怖くなってしまったのです。

そして電話の相手は最後に

「浮気はする方が悪いけどされる側にも問題があるんじゃないか」

そう言いました。他人である「非通知」さんに言われたくない言葉。
何を知っているというのか、何を分かっているというのか。
それ以来電話線は抜きました。

再婚した今でも電話が怖い毎日。
もちろん非通知拒否の設定はしてありますが「非通知」以外でも出るのを躊躇してしまいます。