乳がん治療の抗がん剤中に、婚活のため合コンに行っていた35歳当時の私
。しかし二次会のカラオケでウィッグが吹っ飛ぶ事件が…
床に落ちた、帽子とウィッグを拾い、ダッシュで部屋を出た
「え
なになに
カツラ
」
と驚く声も聞こえていたが
、とにかくトイレ
でウィッグを装着し直してから、考えようと思った
ウィッグをかぶり直し
ながら…
「もうこのまま誰にも会わずに帰りたい…」
と思っていたが、合コンで黙って先に帰るなんてご法度
だし
ウィッグの言い訳レパートリー
も増えて、少しずつ慣れてきていたので、皆のいる部屋で戻った
すると男子が開口一番
「大丈夫てかカツラなの
」
悪気のない素直な疑問なのだが、そういう言葉はいつも胸に突き刺さる
（カラオケでコスプレ
をする私
。これは色々あった乳がん治療が一段落し、1年以上振りにSNS
に投稿した写真なので、地毛が生え揃っている頃である
）
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