気がつくと傘をさすのが嫌いだった
中学から自転車通学だったり
働き出しても駅までは自転車だったりする事もあったのだろうけれど。
とにかくあまり傘は好きではなくて
少しぐらいの雨ならばぬれて平気だった
あまりに私が傘をささないものだから
父が私の誕生日に傘を買ってくれた事があって、
当時、黒とか紺とか暗い色が好きだった私に父が選んで来てくれた傘の色は
真っ白な傘でして・・・
理由を聞くと雨の日はドライバーからの視野が悪くなる。
黒とか紺とかの色はドライバーからわかりにくく また赤でもわかりにくい
のだそうで白は車のライトを反射して
目立つのだそうで父が私の事を思い買ってくれた白い傘。
自転車に乗る時はささなかったけれど
雨の日歩いて出掛けるのには
この白い傘だけはさした記憶が
大事にしていたのに
近くのスーパーに買い物へ
帰りに雨があがっていて、傘を忘れて帰り
思い出して次の日取りに行ったら
もう傘はなくなっていて
何カ月も、そのスーパーに行くと
傘立ての中に傘が戻って来ていないか捜したものですが、とうとう傘は戻ってきませんでした。