激動の時代を共に生きる素敵なあなたへ
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英語のレベル別読本の感想を主に書いておりますが、
NHK語学のアプリ、
「英会話タイムトライアル」「まいにちフランス語入門編」「まいにちドイツ語入門編」を学んでいるアラカン目前のシングル女子(?)です。
OXFORD BOOKWORMS STAGE4の
「Emma」YL:(3.0-4.6の範囲と思われます), 語数16,466 本文74ページ
を、読みました。
以前読んだ、「Cranford」と時代背景が似ていますが、
それよりも、少し上流階級な感じがします。
幼い頃に母を亡くしたEmmaは、excellent governess のMiss Taylorによって育てられます。
governess ってなんじゃい?
巻末の GLOSSARY に、
governess(n)
(in the past) a woman employed to teach the children of a rich family in their home and to live with them
住み込みの女性家庭教師って感じでしょうか・・・
また、同じく巻末の BEYOND THE STORY に
19世紀の英国では、4つの社会階級があり、
upper class
middle class
working class
poor
それは、誰しもが社会の中での自分の位置を知っていた、とあります。
また、
middle class の中でも
upper middle class
lower middle class
と、分けられていたようです。
この小説の中のEmmaは、upper class
Miss Tayler のような governess は、
少し難しい位置にいたようです。
というのも、
upper class や middle class の子どもたちを教育していても
雇用者からは、他の召使たちと同じと考えられていたとあります。
そして、この物語の主人公のEmma が、
なんとしても素敵なLadyに育てたかった Harriet Smith は、
lower middle class にあたるようでした。
私は、本文を読んだ後に BEYOND THE STORY を読みましたが、
先に予備知識として知っておいた方が、理解がしやすいかもしれないと思いました。
さて、
父と二人暮らしのEmmaは、自身の結婚は諦めて、他の人物の結婚仲介のようなことをしています。それが好き???![]()
ある時、
Emma (21歳)は、彼女とは階級の違う Harriet Smit(17歳) という女性と知り合い、彼女を素敵なLadyに育てて、見合った男性と結婚させるという使命に萌え出します・・・
初めて会ったときの Harriet の描写が、
Emma was delighted with the girl who was very pretty, with fair hair and sweet blue eyes.
金髪で愛らしい青い瞳の女子なんて、美少女の典型って感じですね!
読んでいて、コミカルな感じは全く伝わらなかったのですが・・・
というか読み込めませんでした・・・![]()
動画を探してみたら、
結構コミカルに描かれていたので、ちょっと驚きました。![]()
オーディオブックも映像もかなり沢山あります。
スペイン語やアラビア語?
人気のドラマなんですね。
この Harriet をめぐる恋の道行、
それに絡んでくる思いがけない Emma自身の恋愛・・・![]()
19世紀の上流階級の暮らしぶりがわかるお話でした。
最後は?
それは読んだ人のお楽しみかな・・・![]()
オーディオブック なんと7時間に及びます!
こちらも、オーディオブック 約3時間
こちらは、動画
登場人物の表情が面白く、衣装やお城のようなおうちが素敵です。
多読国民のレビューは、ありませんでした。(2020/4/27現在)
丸の内の丸善で、紙の本を¥810+税で購入しました。
最後までお読みくださりありがとうございました。![]()
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