オランダでやりたいことの1つだった、
「日本茶ワークショップ
in the Netherlands 第1回目」
を開催しました
今回のお客様は、オランダ、ベルギー、シンガポールのカップルの4名です
こちらの南部鉄器アンシャンテは、岩手の伝統工芸品である南部鉄器に、
今回は、オランダ移住でお世話になっている、airbnbホスト宅のリビングをお借りして、
記念すべき第1回目を開催することができました
今回のお客様は、オランダ、ベルギー、シンガポールのカップルの4名です
初めて日本茶を、飲まれるというベルギーの方もいらっしゃったので、
「抹茶」と「煎茶」
の2種類の淹れ方と味の違いを知っていただきました
「抹茶」は京都の老舗茶舗からお取り寄せした抹茶、
「今昔」
を点てさせていただきました
「今昔」は程よい渋みを持ち合わせ、さっぱりとした味わいで、初めての人にとっては飲みやすいお味です
次に、「煎茶」です。
静岡の「ちゃっきり工房」さんからお取り寄せした
「深蒸し煎茶」
をお淹れしました
知り合いのご両親が丹精込めて作られているお茶で、旨味と渋みのバランスのとても良いお茶です
煎茶は、1煎目から3煎目まで淹れて、味を違いを知っていただきました。
今回、こちらのお茶は南部鉄器、
“アンシャンテの急須”
で淹れさせていただきました
こちらの南部鉄器アンシャンテは、岩手の伝統工芸品である南部鉄器に、
美しい彩りステキなデザインが施され、ヨーロッパの方々に愛されてきた急須です
入手困難な“カモミール白色”という種類のアンシャンテが日本で入手出来たので、
遥々日本から船便で送って来たのです
器に、
「萩焼」の「おもてなし碗」
を使いました
左の器は、白色からピンク色へのグラデーションがとてもきれいです
右は、高温で焼いた器で、ブルーがきれいに発色しています
お茶を点てる時に、静かに見入ってくださるのは万国共通のようです
静かで穏やかで、そして、少し凛とした時間が流れます
今回の和菓子は、日本から持ってきた、
「あずま紅芋で作ったスイートポテト」
にしました🍠
上生菓子があれば良いのですが、なかなか現地では入手が難しいのです
もうすぐ届くであろう“船便第2便”には、小豆や白玉粉が入っているので、日本らしい和菓子が作れそうです
お茶にスイーツは欠かせません
ゆくゆくは日本茶とオランダのスイーツのコラボもいいのではと考えています
そして気になる日本茶への反応
オランダの男性は抹茶が濃厚でお好きなようです
ベルギーの男性は、
「抹茶はほうれん草の味がする」
と、驚かれていました
煎茶は、一杯目のお味がお好みのようでした
シンガポールの男性は煎茶一杯目のお味が好きとのこと、
女性は煎茶二杯目の方が苦味が少なくて飲みやすいとのこと
それぞれの好みがあることが分かり、とても興味深い感想で、良い経験になりました
次回ワークショップの参考になります
本場の日本茶の味やいろんな種類があることも知っていただき、自分好みのお茶を見つけていただいたり、
日本茶を飲んで、少しでも多くの人が健康に暮らしていってもらえると幸せです
日本茶だけでなく、中国茶の美味しさ、種類の豊富さ、健康へのメリットも知っていただけるよう、これからもたくさん
「お茶のワークショップ」
を開催していきたいと考えています
お茶のワークショップは、出張も可能です。
お気軽にお問い合わせください。