最近、前のレッスンがNちゃん。
Nちゃんは、ブルクミュラー25練習曲の「アラベスク」をレッスンしていた。
子供は、「アラベスク」が大好きだ。
よく練習してきている。感心。
では、始めます。お願いします。
○ハノン スケール C-durとaーmoll
本日は、スケールのお勉強。
短音階が2種類あるのはなぜかわかりますか。
下記は覚書です。
☆ハ長調・イ短調の場合
長調 「ドレミファソラシド」
短調 「ラシドレミファソラ」
半音 「シド」2・3、「ミファ」5・6 の箇所で短調の特徴のさびしい感じになる。
短調の場合、必ず「ソ」に♯(シャープ)がつく。 「ラシドレミファソ(♯)ラ」
ハ長調の場合、「ド」が主音になる。すぐ下の「シ」は半音。
「シ」を弾くと「ド」を弾いて落ち着きたくなる。だから、「シ」は主音の「ド」を導き出す「導音(どうおん)」
ト長調の場合、「ソ」が主音になるから、「導音」は「ファ♯」
長調の場合は、みんなそうなっているが、短調は違う。
短調は、導音になっていない。「ラドシレドミレソラ」だと終わった感じがしない。
そのため、人為的に半音を上げて導音を作って完結する。「ソ♯ラ」。それを「和声短音階」という。
導音を作らない短調は「自然短音階」というけれど、それで作曲しても、曲が終わらなくなってしまう。
*全音、半音とは。
1オクターブの鍵盤を12に分けたものを、半音。半音二つを全音という。
白鍵1+黒鍵1=半音、 黒鍵1+白鍵1=半音、白鍵1+白鍵1=半音
白鍵1+黒鍵1+白鍵1=全音
1鍵=0.5
長音階は、全音+全音+半音+全音+全音+全音+半音の形に並べられた音階。
自然短音階は、全音+半音+全音+全音+半音+全音+全音の形に並べられた音階
短調は、「ラシドレミファソ♯ラ」と導音を作り出すために、「ソ♯」にしたけど、
「ファ」と「ソ♯」は全音それよりも音程が広くなってしまう。
音は、1音か0.5音。
そのため、「ファ♯」にすると、「ミ」と「ファ♯」の間と「ファ♯」と「ソ♯」の間は、1音になる。
旋律的になめらかになる。 「ラシドレミファ♯ソ♯ラ」
しかし、下降するとき長調に聞こえてしまうため、ナチュラルにして短調のメロディを残した。
これを「旋律短音階」という。
バッハの曲も見てみると、短調の曲で臨時記号があったら、理論的に半音を上げなければ
ならないためにそうしているし、2つ半音が上がっていれば、下降するときは今度は戻さなければ
ならない。
そうしないと調性が変わってしまう。
短調:①自然短音階・・・・何もつかない、ほとんど使われない。
②和声短音階・・・・理論的に半音1個ついて導音になる。
③旋律短音階・・・・②は理論上はいいかもしれないけど、メロディ的にはどうか。メロディ的に作った。
*スケールのカデンツ
イ短調とイ長調の属七の和音は同じ。
属七の和音を入れたら、次が長調になるか短調になるかはどちらもOK。
イ短調からイ長調へ転調ができるという使い方もある。
○バッハ 15のインヴェンション 第15番 ロ短調 第1回目
右手だけ見てもらう。指づかいの確認。
☆装飾音は、16分音符だからそんなに鋭く弾かない。
ただし、11小節目の装飾音はちょっと頭に出すか早く弾かないと入らない。
○モーツァルト 「トルコ行進曲」 第2回目
左手を確認。35小節目まで。
☆23小節目24小節目、和音と考えれば、どれも531の指づかいでよいのでは。
☆28小節から34小節目。保持音ではないので、押さえていないこと。
この装飾音は、小太鼓をイメージしていて、音を鳴らすと太鼓の下にバネがあって、
「ジーン!」と鳴るイメージ。マーチ・鼓笛隊の小太鼓。
もっと軽く弾く。重たい。