【溺愛婚活&

 パートナーシップコンサルタント】

 わたなべみえです

 

 

こちらの記事の続きです↓

 

 

 

少し話は遡りますが、

 

東京の大手企業の

受付をしていた時、

 

それまで

知ることのなかった

 

社会や組織での、

カースト制度のような

『階級』

存在していることを

知りました。

 

 

そこでは女性特有の、

容姿、学歴、

家柄、英語のスキル、

ブランド品の有無

などで、お互いを見定めます。

 

上に見たり

下に見たりして、

暗黙の階級ができるのです。

 

 

私はそこで、

自分が一番下に

見られていることを知りました。

 

 

どうして私は

あんな田舎に生まれたんだろう

 

どうして私の親は

中学しか出ていない

肉体労働者なんだろう

 

もっと勉強して大学に行けばよかった

 

 

「どうして、どうして」

と、何もかも

人より劣っている現実を

突きつけられ

 

誰にも

ぶつけることの

できない悔しさで、

 

自分の生い立ちを

恨むしかありませんでした。

 

 

そんな私にも、

たったひとつだけ

誇れるものがありました。

 

それは、兄です。

 

5歳年上の兄は、

家では心を閉ざしていましたが、

 

勉強がとてもでき、

学校での態度も優秀だったため

先生方から信頼されていました。

 

 

私が小学校に上がると

知らない先生から、

兄の妹だということで

声を掛けられたり、

 

近所の大人たちからも

兄の話をされることがあったりと、

 

 

嬉しさと優越感で

心が満たされる

ことができました。

 

 

そのため、私は、

兄のような『頭のいい人』に、

強い憧れを持つように

なっていました。

 

 

父もそうです。

中学しか出ておらず

ずっと労働者ですので、

卑屈で劣等感の塊なのですが、

 

兄のことだけは、

東京の私立大学に行かせ、

地元の市役所に勤める

公務員にさせたことが

唯一の誇りだったのです。

 

 

ですから、

私だけでなく、

娘や家族も、全員が

幸せになるためには、

 

【社会的地位のある男性と

 結婚すること】

 

もっとも重要だと悟りました。

 

 

そのために、

国家機関という

ステイタスのある職場で働き、

自分の地位を上げよう、

と考えたのです。

 

 

 

(12)へ続きます