このコラムは
診断士でOLのモジ子の日常を綴ったものです。
診断士になるとこんなことができちゃいます
ってことを書いてみました。
第2話～モジ男先輩のプレゼン資料
モジ子もぼちぼち配属先に慣れてきました。
ある日、モジ男先輩が
アンケートに答えてくれた会社向けの
プレゼン資料を作成していました。
作成していたのはちょっと厚めの資料。
「モジ男先輩張り切った資料作ってるなあ！
真面目だもんね。」
モジ子が思ったそのとき、
ふとアンケートが目に入りました。
思わずモジ子はモジ男先輩に言いました。
モジ子
「あ、あのうモジ男先輩、
いまお話して宜しいですか？」
（礼儀正しくお伺いを立ててから。
モジ男対策は続く（笑））
モジ男
「なんだ？明日のプレゼン準備してるから
手短にな。」
モジ子
「はい。この字間詰男株式会社の担当者の方は
たぶんせっかちな方です。
資料も説明も、ポイントを絞って簡潔に
したほうがいいかもしれません。」
モジ男
「え？知ってる人なのか？」
モジ子
「いえ、このように字間がつまっている方は
せっかちな方が多いので…
詳細よりポイント重視かと思います。」
モジ男
「そうなのか。お時間いただいたとはいえ、
確かに忙しい方だ…資料はもっと簡潔に、
何か聞かれたらすぐ追加資料を出せるよう
にしてみよう。」
～～～翌日～～～
モジ男
「モジ子の言った通りだったよ。
他社は長々と説明していて、担当者は途中で
『要点先に言ってくれないか』ってイライラ
していたよ。
その点、我が社のプレゼンは好印象！
その場でOKもらえて、明日契約になった。
契約書のドラフトも持っていて良かったよ。
アドバイスありがとう！」
＜考察＞
字間の詰まりは、時間の詰まり。
・もともとせっかちな気質
・忙しく時間がないので時間をかけられない
という人だと思われます。
なので、説明・提案等はポイントを絞って簡潔に、を心がけましょう。
加えて、忙しいので判断も早いです。
よりスピーディな対応が、信頼を得る大切な要素となります。
モジを知ることは相手を知ること。
相手を知ると、相手に伝わる行動をすることが
できます。
それは信頼関係に繋がり
自分を理解してもらうことに繋がります。
筆跡を身近に感じていただけると嬉しいです。