声にならない想い達
何度叫べばあなたに届く
空はこんなにも澄んでいるのに
願いさえ見えぬまま

形ない2人の約束
何度契って砕かれる
せめて散る夢と知っているなら
今はそっと傍で咲かせて
どんな物語にも
始まりと終わりがあり
いつまでもこのままなんて
ありえない事
現実を突きつけられる

ただの変化

そう受け止められるには
まだまだ時間がかかる
訪れてしまった静寂

そんな時がくるんじゃないかと
止められない事分かってた

きっとココロはボロボロで
飽きもせず毎日涙を溢すのだと思った

なのに変なの
涙一つこぼれない
悲しいのに苦しいのに
心の叫びはどこへ行ったんだろう

冬の冷たい風が頬をなぞる
どうか連れ去って
感情の無い世界へ
 
嫌っていた「みんなと一緒」

周りが右というなら左を
白というなら黒を選んだ


目立ちたかったわけじゃない
自分ていう存在意義を見出したかっただけ

「一匹狼」のレッテル
いい事もあれば悪いこともある
それでも独りでいい
そう思っていたのは間違いだったのかな

何を求めていた?
考えてみれば一番距離を取ってしまった「共鳴」だった
独りになった狼は群れを探して彷徨っている
 
大人になるほどに
期待する事が罪のように
裏切られたのはもう何度目

形だけの約束
懲りずに交わす

守られる事などないと知っているのに
けれど縋ってしまうのは
罰を受けようとも甘い果肉を求めているから