魔女の秘密展 ラフォーレミュージアム原宿 | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと


開催期間が短くて、最終日にどうにか間に合って行きました。
思った以上に混んでいてびっくり 場所が原宿だから若い女性が多かった
タイトルが気になります。どんな秘密?

けっこう真面目な展示
デューラーの空を飛ぶ魔女
ポスター右下にありますが、実物は小さい!
版画の発達は情報が広がり易くなって魔女のイメージも固定化
ルイ= モーリス・ブーテ・ド・モンヴェル
サバトへ行く前のレッスン
は大きい作品でした。
ポスター右上の絵

護符も展示されていました。
文章では時々出てくる護符ということば
国や時代によっていろいろですが、今回は折りたためるような護符

魔女
ヨーロッパでは悪魔に従い超自然的な力を使うと嫌われ
錬金術師などということばもありましたが
ファンタジー小説だと薬草の知識があったりしても魔女と呼ばれます。

自分が理解できないことをすると排除したがるのが人間かも…

近世になると飢饉や疫病、戦争、小氷河期もあり不安から魔女のイメージが悪く広まって
キリスト教に敵対する者として告発し異端者として迫害しました。
疑心暗鬼で
時には怖い事に<気に入らない相手>を魔女と告発することも!

魔女ではないと疑いを晴らす手段はありません。
拷問で自分は魔女だと告白するまで痛めつけられる
そんな拷問器具もあって、見ているだけで痛そう…

異端審問を聞くこともできます。
自分が告発されたとして
これは難癖だろうと思える理由で魔女とされてしまうのです。
怖いです!

今でも自分にかけられた噂を消すことは難しいですが!
有るものを証明することはできても、無いものを証明することはどうすればいいのだろう?

魔女裁判の怖さは現代にも通じます。


展示品にはいろいろ怖いものがありましたが、
双頭の仔牛のはく製
双頭の猫のホルマリン漬け 胎児か生まれたばかりか、なにしろ小さな子猫の頭が二つに分かて
“夢に出てきたらどうしよう…”

刺激が強いわ~ 記憶に残ってしまう…


ちょっと心配にもなりますが、まじめな展覧会でした