金銀の系譜 静嘉堂文庫美術館 | ちわ☆わんつーmemory 

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日々の忘れたくないこと


初めて行った美術館
三菱の第二代社長岩崎彌之助と第四代社長岩崎小彌太によって蒐集した東洋古美術が収蔵された美術館です。

二子玉川の駅からバスで静嘉堂文庫下車
入口を入り、緑の中をけっこう登ると美術館が
坂道、けっこうキツイです

チケットのかわりに頂いたパンフレットに今回の展示品がたくさん載っていて、カタログの代わりになるくらい。

今回の展示品は琳派の作品
“なぜ今琳派?”
各地で琳派の展覧会が開かれていますが なぜ今注目されているのか?

それは琳派創生400年の記念の年だからのようです。
桃山時代後期から江戸時代初期にかけての本阿弥光悦、俵屋宗達が創始 
約100年後尾形光琳・乾山兄弟 
そのまた100年後の江戸時代酒井抱一 鈴木其一と続きました。

金箔や銀箔を貼った背景に大胆な構図
琳派の特徴ですが、金箔を貼った屏風のイメージが強く

今回、銀箔の酒井抱一作 波図屏風は印象的でした。

展示室の前には特別展示の静嘉堂文庫美術館が所蔵している
曜変天目と油滴天目

曜変天目は国宝 世界に3つしかないうちのひとつ(3点とも日本にありますが)

きれいでした~
見とれてしまう

けっこう来館者が多くて、人気の美術展でした。
ロッカーが少なくて…受付で預かってくれますが、

あるブログで若い方が
「おばさんは荷物をたくさん持って鑑賞するので邪魔になる」
という意見
確かにわかります
持っている方も辛いしね
最近は100円硬貨、返却してくれるロッカーがほとんど
場所があるなら、設置数増やしてほしい