道中記 卑弥呼の都 邪馬薹(やまと)国読了
<やまと>とタイトルにルビがわざわざ振ってある。ここが選んだポイントです。
2012年3月発行
- 道中記―卑弥呼の都 邪馬薹国/八尋 秀喜
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内容紹介
「倭人伝」の道程を検証しながら定年退職した測量士二人がたどる、酒と笑いの道中記。韓国で『魏志倭人伝』に書かれている文字を発音してもらうと「ヤマドゥ」となるそうです。
以前から「ヤマト」と発音すべきだという意見は知っていましたが、井沢さんの文章に説得力があったので、しっかり「ヤマト」とルビが振ってあるこの本が目に付いたのです。
立花は古文書解読が趣味。
内容紹介にあるように同じ職場で長年同僚だった島と二人、定年退職したおじさんたちの道中記
本文はビールがよく出てきたり、温泉が出てきたり…楽しみながら独自に卑弥呼のヤマト国を目指します。
文章は素人くさい書き方にも感じますが、実地で調べ上げた道程等、現地でなければわからないことが出て来ます。
出発は狗邪韓国といわれるプサン(釜山)から
本書では『魏志倭人伝』に書かれている距離単位は100里単位と500里単があると結論付け
一つの文書に二つの単位?
ここで役人のやり方という意見が
短い距離を長く書いて、さも仕事をしたと権威付け。里数のからくりと。
先に距離ありき
女王国を遠大な国に見せなくてはならなかった!
それとも出張旅費をごまかす為?
役人と長く付き合った職業の二人だからこその意見です(笑)
九州
吉野ヶ里遺跡が邪馬台国なんですかねぇ?
この本、マンガ版も出ています。けっこう人気なんですか?
- 漫画道中記 邪馬薹(ヤマト)国/八尋 秀喜
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