「まはろ駅前番外地」9・10話
映画に出ていた星(高良健吾)が再び登場、依頼にやって来ました。
女子高生が義理の父親を殺害して行方不明になる事件が発生した。
そんな中、“まほろギャング”と呼ばれる星(高良健吾)が多田便利軒へやって来て、事件で行方不明の園子(山本舞香)の友人である清海(刈谷友衣子)をかくまって欲しいという。園子に呼び出された清海は、二人でカラオケに行き、清海の財布を盗んでいなくなってしまった。財布だけでも返して欲しいと言う清海。
きな臭い依頼だと思いつつも、多田便利軒はガスが止められるほどの火の車…その依頼を受けることになる。
多田(瑛太)、行天(松田龍平)、清海の共同生活が始まった。行天はホモで多田と恋人同士だから、安心してと清海に言った。あきれて否定する多田。
行天は清海の面倒を見ることになり、多田は仕事に出掛けた。
多田は星に呼び出され、園子を探して携帯電話を持ってくるように依頼し、大金を積む。
園子は星の経営する女子高生ばかりを働かせているガールズバーに勤めていた。さらに、売春をしていて裏社会に足を踏み込みすぎていた。
多田は探偵ではないと断るが押しきられる。
星に渡された顧客リストを当たり、園子の居所を一人で探す多田は、男たちに逃げられ冷たくあしらわれ、多すぎていちいち顔なんて覚えていないと言われて、女を連れた男にバカにされた多田の怒りは星へ、園子は見つからず、あきらめるように電話をした。
すると、星は多田を励まし、園子の部屋に手がかりがあるかもしれないと、仲のいい刑事に頼めと言う。
指示通り、刑事を脅迫してこっそり園子の部屋に入り、物色すると多田はある物を見つける。
刑事によると、母親が死に義理の父親は働かず、園子の稼ぎが頼り、しかも園子に暴力を奮っていた。その男は裏社会と繋がりがあり、警察の捜査は広がっているという。
多田は星に園子の手がかりは無かったと言い、前金を返して依頼を断る。清海の面倒は引き続き続けると約束をする。
テレビのワイドショーのニュースで、友人のインタビューとして顔を隠した清海の映像が繰り返し流され、恥ずかしがる清海に、「園子がいなくてさみしいよ。さみしいよ。」と繰り返したのを面白がってマネをする行天。
清海は園子が逃げてまだ捕まらないことを心配する。清海のキャッシュカードを使われた形跡も無い。警察からも星からも逃げて欲しいと思っていた。
暗証番号が分からないから下ろせないよ。
「さみしいよ。さみしいよ。」行天は「3244」と清海が暗証番号を園子に教えるためのメッセージだと気がつき指摘した。
清海は園子が売春をしていたことも、義理の父親に暴力を受けていたことも知っていたが、親友なのに何も出来なかった。会った時に何も言えなかったことを後悔して、せめて逃走資金があればと思っていたが、清海のお金は使われなかった。
テレビを見れない場所に隠れていたんだね。
行天は犬の散歩のお仕事へ、ついてきた清海は散歩も人任せの無責任な飼い主に腹を立てる。行天はそういう忙しい人がいないと仕事が無くなるという。
清海は多田と行天の作った朝食をうれしそうに美味しいと納豆を食べた。朝食を人に作ってもらったのは初めて、母親は朝食を作らないと言った。
多田は清海にある物を手渡した。園子の部屋から、園子と清海のツーショットのプリクラがたくさん貼られた鏡を盗んできたのだ。園子に必要なのはお金ではなく、親友の清海に会いたいと思っている。
清海は園子が隠れていると思われる、今は廃校になってしまった中学校を訪れる。
その場所は、園子が授業をサポって来ていた場所で、二人で窓から差す太陽の光に手をかざして、透かして見ながら、「希望の光」を語った場所だった。
そこに園子は必ず隠れている。清海は一人で入っていった。
園子を見つけた清海は抱きしめ、来るのが遅くなったことを詫びた。「殺すつもりは無かった」と泣く園子、「分かっている」と言う清海。
清海は園子を連れて、多田と行天の所に戻ってきた。園子に多田は、便利屋なので出来ることは何でも引き受けると言った。
そこに、星が乗った黒い車が現れた。星は園子に携帯電話を出させ、SDカードを出して、部下に渡して電話を破壊させた。
このまま裏社会で生きるなら自分の所へ、そうでないなら多田に相談しろと星は言って車で去って行った。
星は清海を多田に預ければ、園子の居場所が分かるとわかっていたのだ。
早朝、手をつないで警察に出頭する二人を、多田と行天は見送った。
「手の平に太陽を」
手の平に太陽を透かして見れば
真っ赤に流れる僕の血潮
ミミズだって、オケラだって、アメンボだって
みんな、みんな、生きているんだ
友達なんだ
中学生の園子はその場所で、太陽に手を透かさないと生きている実感が無かったのね。清海との時間が一番楽しい時だったんだ。
義理の父親の暴力に耐えかねた園子は思わず殺してしまった。
大人は誰も信用できない、清海にも迷惑がかかると逃げたけど、行き場が無くなった園子はお気に入りの体育館倉庫の暗い湿った場所で、小さく震える、糸の切れたマリオネット。
父親を憎んで殺そうと殺意があったら、自由になれたと遠くへ逃げたり、誰かに頼ったり、利用したかもしれないけど、どうしていいか分からない無の状態になってしまったんだ。
星は怪しさ満載でしたね。町田の“まほろギャング”なんで、園子を抹殺したりしないで良かったわ。
星は多田も園子も使える半グレと判断しているようですね。
女子高生は二人とも可愛かった。今後、人気が出るかもね。
人情に熱い多田と、多田を面白いと居座る行天。便利屋なのに、面倒くさいことに食い付くのはだいたい行天で、フォローして巻き込まれる多田は人の心に向き合う。結婚しちゃえ!
人気文芸作品のドラマ化で、子供の犯罪を扱った中でも、誰も悪い人がいないこの回が好きだわ。
次週は、真木よう子さんがゲスト出演します。
現代の「傷だらけの天使」を目指しているそうですよ。
びっくり行天の行天て、天使じゃなく神様じゃないかな。キリストみたいだし、望みも夢もしからみも無い、あるのは食欲だけ。多田を救いに来た。ホームレスなのも、人の良心を試すため、童話の神様って汚い格好をして現れるけど、心が清い。
星は悪魔の化身か。
町田市も完全バックアップ体制らしい、ご当地映画で愛される二人っていいよな。
町田のロケ地マップを旦那が持って来てくれたわ。いつもありがとう、感謝!今度、回ってみようね。
町田は子供のころから遊びに行っていて、町田市立国際版画美術館はデートコースだった。常設展は無料、静かだし、ロケーションは最高だよ。
好評なら、映画の続編シリーズ化もあるかもしれない。

