新藤兼人監督、100歳で死去
日本映画界最高齢の現役監督、新藤兼人監督が5月29日に、老衰のため東京都内の自宅でお亡くなりになりました。
広島県出身の新藤監督は、「原爆の子」(1952年)、99歳の時に公開されて遺作となった「一枚のハガキ」(2010年)など、戦争を描いた作品を多く送り出し、自ら脚本を描いたドキュメンタリー・ドラマ「陸に上がった軍艦」では、自身の戦争体験を語っている。
豊川悦司主演「一枚のハガキ」、「花は散れども」も、新藤監督の実体験を基に描かれた作品で、戦争から生き残った者の葛藤や苦悩、亡くなった戦友への思いや罪悪感を作品をとうして語り、「反核」、「反戦」をテーマに人生をかけて貫き、実体験を語り、強く激しいメッセージを、戦争を知らない私たちに教えていたたげる作品ばかりでした。
憂いていたのは現在、そして未来の子供たち。
政治への無関心さでしたね。
100歳を過ぎても、もう一本映画を撮って欲しかった。
ご冥福を心よりお祈りいたします。