「Q10」最終回 | Coffee break

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Q10は回収されて、平太は平凡な日常に戻ったが、ぽっかり心に穴が開いてしまった。

「もう一度だけでいいから、遠くからでもいいからQ10に会いたい。たとえ、本物でなくてもいいから会いたい!」

月子は理科準備室でリセットボタンを探していた。リセットボタンが発信機になっていて、リセットボタンは柳教授が持っていた。

柳教授がリセットボタンをはずして、Q10にリセットされたふりをさせ、隙をみて逃げ出すように仕組んでいた。

月子は「Q10を連れて帰らないと大変なことになる。世界が大きく歪んでしまう」と柳教授に告げた。

Q10は、中尾とサンタの姿で出かけて、声を出して平太と再会する。柳教授に頼まれた中尾がQ10を匿っていた。

柳教授はQ10にリセットボタンを戻し、平太が自分からリセットボタンを押せるようにする。

わけが分からないままリセットを押すのと、平太が自分からリセットボタンを押すことは大きく違うのだ。

10の歯にカプセルを見つけた柳教授。その中には、未来の平太のメッセージが書いてあった。

月子はQ10がこのままこの世界にいると、大変なことが起こると言った。

平太がリセットボタンを押さないと世界が変わり、二つの文明が滅びて、一つの言語が消滅し、560万人の人が死ぬという。

月子が言ったのは、回収に失敗した管理人の嘘かもしれないが、あってはいけない未来の科学技術が存在すれば、未来も変わる。SFの定番だ。

一年後には、Q10のことも月子のことも忘れてしまうというのは、ご都合主義だと思ったけどね。

柳教授に相談した平太は、Q10の中にあった80歳の平太のメッセージを読んだ。

「Q10を愛したように世界を愛せ」

Q10は学校に登校してきました。

屋上で平太はQ10といても悩んだままです。

平太の心がざわざわしているのに、Q10が気付き、リセットを押そうと言います。

このままずっと、悩んだまま、一生Q10といるわけにはいかないからです。

Q10は中尾に別れを告げ、中尾の望みどおり、Q10のようなロボットを作れるパワーを送った、

未来のお家に帰ることになったQ10は、クラスの皆に「さようなら」を言います。皆は、「さようなら、また、明日ね」と言いますが、明日Q10には会えません。みんな、明日があることを信じている。それを奪ってはいけないというQ10。

「キュートを忘れたくないな。」

「二人の恋が真実ならば、いつかは会える。これが本当のさよならじゃないわ♪」

平太は学校でQ10のリセットボタンを押しました。

平太が手術をして6周年。家族でお祝いをしました。

平太は、久保の治ったら何をしたいかを聞いた。久保は学校の坂道を歩いて登校したいといいます。そして屋上で隣の人が鼻歌を歌って、これから何かが起こるのを楽しみにしたい。

平太はこれから始まるんだと、カプセルに入った“世界”を渡した。

大好きな鉄塔に向かうと、月子がやってきました。月子は地球儀を投げて、平太の未来を見せました。

平太はQ10のことを忘れてしまい、笑いながらキュートにそっくりな女の子と残したメモを見ながら、ただの作り話だといいます。その話を信じ続けている妻のため、Q10を過去に送ったのが、平太でした。

そして、ピアニカを吹いていたQ10にそっくりな女の子・里子と出会います。

そして、平太は柳教授から渡された、未来の自分が書いた18歳の自分に向けたメッセージを読み返した。

視聴率は、10.1%。

彼女との出会いは唐突で、無理矢理でした。アン・ルイスさんの「グッバイ・マイラブ」なんて、懐かしいメロディとピアニカって、昭和の懐古趣味で、Q10もそっくりさんも同じ歌が好きって無理な設定だ。

♪忘れないわ あなたの声

優しいしぐさ 手のぬくもり

忘れないわ 口づけのとき

そうよ あなたのあなたの 名前

もちろん あなたのあなたの 名前♪

Q10が変な5本耳のあるうさぎの年賀状を書いているバックにかかっていた歌が、悲しいですね。この歌は、もちろんよく知っている歌ですけど、恋が終わってたとえ記憶が無くなっても、信じていればいつかは会える。奥さんが亡くなるまで一緒にいて、Q10を余命少ない妻のために依頼して、送り込んだのは88歳になった平太だった。

久保の容態が悪くなり、民子は毎日病院の待合室で久保に付いているが、会うと気付かれると思って会いにいけない。

プロデューサーに会いに行った民子のバンドメンバーは、サンタの願いが叶うと光る人形で民子のお願いで、光って久保に会いに行って、久保と一緒に学校に行くことが叶うと喜んで報告する。

自分のバンドの事を願った時は光らなくて、プロデューサーに会わずに、久保のもとに駆けつけて、サンタの人形を信じていて、かわいかった。久保のことを一番に心配するとてもイイ子だ。

平太も民子も、久保が手術で必ず治ると信じ続ける。

藤丘のお父さんは、クリスマスで弟にこっそりプレゼントを置いていこうとする。そんな親父をみて、お金を渡す藤丘。両親に捨てられ、絶望の中、兄弟二人で生きなければならないが、憎んでいた両親がいつかは帰ってくると信じていた。父親と再会していつかはまた家族で暮らせる日が来るのを信じているんだ。父親を許せることが出来たのも、優しい大人がいるって分かったし、父親の気持ちも考えられるようになって、大人になったんだね。信じるものは、家族への愛情。

藤丘が学校をやめ、民子が長く休んでも、キュートが学校に来なくても、誰がいなくても、やがて慣れてしまうだろう。

影山も恵美子も高校3先生は自分のことで精一杯だから、人のことなんか考えていられないし、やがてクラス全員とお別れだから、少し早くなっただけだ。

影山も恵美子も、未来の自分への期待と不安でいっぱいだから、先のことなんて約束が出来ないんだ。二人の恋愛への感情は、夢には勝てない、一般的なものかもしれません。

友人も恋人も別れてしまうと、思い出となり、新しい生活や環境になれて、忘れてしまうかもしれない。

会わずに記憶が薄くなれば死んだのと同じで、記憶が無くなれば、いなかったのと同じだ。

寂しくも悲しくもないし、苦しくもないし、かわいそうでもない。

世界の平和のために、戦い続けて、全ての人の記憶から消えてしまった侑斗をいつも思い出す。

Q10がいなくなって、忘れてしまい、平太に笑って暮らせるという月子。

愛も、勇気も、平和も、この地球上にあると思えば、きっとあるから、今は見えなくても、信じた物が形になって現れる。

高橋さんの歌。

ことの真相は何にも知っているようで知りえない

それでも どうにかこうにか生きていかなきゃならない

疑ってばかりもいられない

でも 信じられるものは少ない

ただ 一つ確かなのは僕の気持ち

君の声を聞かせてよ

信じれるものがそこにあるよ

ただ一つ確かなのは今この時

「君が 好き」

この歌が平太の気持ちそのものだったのかもしれません。

死と隣り合わせの病気から復活して、ロボットに恋した男の子は、好きなのに別れを選択しなくてはならない絶望の闇の中へ。

矢車さんによると「失恋は最高の暗闇」だからね。

未来の平太は、目に見えないものを信じて世界を愛せとメッセージを残し、月子は未来を見せて、アフターケアで、幸せに暮らしたと教える。

ハッピーエンドのようだけど、ロボットのQ10と奥さんは別人だし、記憶を無くして空想の中の少女ロボットを思い続ける切ない話でした。

信じ続ければ、いつかはまた会えるってことで、大人侑斗も必ず帰ってくると信じ続けることにします。

健くんのドラマだけど、侑斗のこと、DDATEにいない優一くんのことを思い出していました。

早く元気になって、戻ってきてね。