映画「第9地区」 | Coffee break

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1982年、南アフリカのヨハネスブルク上空に突如巨大UFOが飛来。
母船の中に居たのは、侵略者ではなく大量の難民エイリアンたち。
政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れるが、やがて彼らの特別居住区「第9地区」はスラム化し、地域の住民の不満は爆発寸前。
28年後2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立てる。現場責任者のヴィカス(シャールト・コプリー)を派遣し、立ち退きを通達していた最中に、謎の液体を浴びてしまい、徐々にエイリアンへと変身していく。

「第9地区」って、難民キャンプを彷彿させる映画との評判だから、ブルーになりそうだと思ったんだよね。
エイリアンは海老とバッタが混じったような昆虫系エイリアン。気持ちが悪いけど、バッタなら兄貴の親戚、ライダーで怪人慣れしているので、凶暴に見えるけどだんだんかわいいと思えてくるし、腕を切り落とされるようなバイオレンスなグロイシーンも盛り込まれています。
エイリアンは何故か人間の言葉を理解できたり、英語やナイジェリア系のギャングの言葉が分かるのって、テレパシーかな。エイリアンは、いまだに謎が多い。
ドキュメンタリータッチの映像で、ニュース映像のようなリアル感を出して、一緒に体感する感じです。
戦争映画って、SFでもそうだけど、結局どっちが強いかの戦いじゃないですか。エイリアンの高度な技術に、人間はエイリアンを侵略しに来たわけではないけど、脅威を感じているんだ。
でも、これは宇宙人の宇宙船が壊れて、地球人に助けを求めるかわいそうな子達なんだ。
それで、宇宙人だから言葉も通じないし、意思の疎通も出来ないから、攻撃性は無いけど高度な技術や知能の高さが恐怖なんだ。
あらすじを読んだ時にすぐに気がついた。あの子達は、仮面ライダーカブトのワーム達と同じなんだよ。
しかも、成虫たち指導者がいなくなって、下っ端ばかりの田所さんたちの仲間と同じ。カブトの最終回後、仮面ライダーカブト・天道総司はパリに修行でいなくて、ワームと人間が共存する世界のスピンオフ。ワームたちはコロニーで隔離されて、政府に監視されている。
現場責任者のヴィカスは謎の液体で少しずつエイリアンになっていくから、人間からネックレスのパワーでワームになる影山と同じに違いないんだ。
私も子分肌だからよく分かるよ。上の人たちがいなくなると、何をしていいか分からず、取りあえず武器を作ったり、地球にあるもので遊んでみたりするけど、人間を襲ったり侵略しようとは思わないで、おとなしく地球人に従って、故郷の星に帰りたいけど、何となく日々を無駄に暮らしちゃって、結構楽しくて満足しちゃうんだよね。
他に行く所もないし、どうしたらいいか分からず帰りたいって、星を眺めているに違いない。
ヴィカスが腕からエイリアンになっていくのだってわざとじゃなくて、事故みたいなもの。
アンクみたいでしょ。信吾が気付いたら、同じように段々侵食される恐怖を味わうだろう。
実験台になり、隔離されて観察され、家族に恐れられる。
だから、そんな人間を助けてあげようとするお人好しな宇宙人たち。宇宙船を治して人間に戻してあげようとして、親切だね。
勝手に恐れて、差別して、住民が非難して立ち退き命令。
エイリアンの内蔵や皮膚組織が高く売れると、マフィアに狙われたり、利益や権力に執着する人間たちの方が怖いわ。