「ハンチョウ」 5話 | Coffee break

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「小樽ガラス殺人事件 一万円札が呼ぶ殺意」

ある夏の日、神南署管内のアパートで老女の遺体が発見された。第一発見者は、友人の平沼千代(絵沢萠子)で、2人は近くの舟岡製鉄所で働いていたことがあった。

その老女・柴田清子(佐藤昌子)は身よりもなく、現場の状況から、栄養失調により孤独死したようだ。ほどなく、遺体の身元確認のため、清子が以前勤めていた舟岡製作所の社長、舟岡圭一郎(新井康弘)とその妻・美和子(有森也実)が現場に呼ばれた。事件の裏づけのため、安積(佐々木蔵之介)が舟岡に23質問すると、自分が清子をリストラしたせいで亡くなったのかと憤慨し、舟岡は部屋を出て行ってしまう。

親戚からも引き取りを拒否され、舟岡が葬儀を行う事になるのだった。
その翌日、舟岡が経営する工場で、舟岡の遺体が発見された。従業員に事情を聞いたところ、朝一番に出勤してきた賄い係の千代(絵沢萠子)が第一発見者だと確認。安積が昨晩の様子を美和子に尋ねると、午後9時頃、舟岡を残して従業員全員が帰宅したとのことだった。また、事務所が荒らされていたが、金庫には現金が手付かずで残されていた。
一方、従業員を事情聴取していた村雨(中村俊介)は、彼らの帰り際に、2ヶ月前にこの工場をリストラされた石川という男(佐野泰臣)が、険しい表情で工場にやってきたという証言を得ていた。石川は工場をリストラされた時も、舟岡と大喧嘩をしていたという。

その後、舟岡を殺害したと思われる凶器のレンチから採取された指紋が、石川の指紋と一致したと鑑識から報告を受ける。村雨と桜井(山口翔悟)が石川のアパートを訪れると、石川は逃げ出し取り押さえて逮捕すると、あっさりと犯行を自供した。石川は高校を中退してすぐ、傷害事件を起こして少年院へ入っていたが、出院すると、保護司の紹介で舟岡製作所へ入社した男。事件当日の夜は、もう一度働かせてもらえないか頼みに行ったが、舟岡に一万円をやるから帰れとバカにされ、犯行に及んだと供述する。
しかし、村雨は石川の態度や行動など、妙にしっくりこないと感じる。

村雨は、石川を逮捕する時、子供を庇ったりしていることと、その後検出された指紋も、片手で持てるモノをわざわざ両手で持っていたり、事件を起こしたにもかかわらず、自宅にいて普通にドアを開けて出てきたり。妙な違和感が、次々と浮かび上がってくる。

また、第一発見者の千代から、出社したのは6時半だと証言を取っていたが、警察に通報があったのが8時だったことを安積が確認する。いったい、この1時間半の空白は何なのか? 安積と水野(黒谷友香)らは美和子と千代に再度、事情を聞きに向かう。

出社から通報までの一時間半の空白を問いただすが、「気が動転していた」の一点張りだった。

そのうえ、千代だけでなく、他の従業員たちの態度も、明らかにおかしい。

石川は美和子のことを母親のように慕っていた。舟岡は経営者保険に入っていたのが分かった。保険は怨恨殺人ならお金が下りる。

次の日の朝、舟岡製作所からの連絡で、美和子は手紙を残して失踪したという。

美和子は、石川は犯人ではなく、自分が夫の暴力に耐え切れず殺したと自供した手紙だった。

自殺でも保険は入るから自殺をするかもしれない。従業員も美和子を探し、千代は安積に心当たりの場所があると言う。それは、美和子が前に住んでいたマンションの屋上が花火の思い出の場所だった。

千代の言ったマンションの屋上で、安積と水野は美和子を見つけた。安積は従業員と言う家族のために自殺をしてはならないというが、美和子はその家族のため、清子さんのように皆を餓死させないために、いつ倒産するか分からない会社には保険金が必要だった。

舟岡製作所の業績が悪く、資金繰りに紛争していた舟岡は、人が変ったようにいつもいらついていた。

あの夜、舟岡は金庫の金を持って夜逃げをするから支度をしろと言った。その金は支払いや従業員のお給料で、そんなことは出来ないと咎めた。従業員は家族。家族を見捨てて逃げるなんてダメ。従業員皆のおかげで、小樽に行けて楽しかった。小樽で買った、ガラスの鶴と亀は2人の思い出の品だった。

舟岡は亀のガラス細工を踏み潰し、「こんなもので、会社が守れると思っているのか」と言ったのが、頭にきて、美和子は舟岡を突き飛ばすと倒れて、機械に頭を打って動かなくなってしまった。

舟岡を殺してしまい、朝まで美和子は舟岡のそばでうずくまり、千代に発見される。従業員たちが出勤して、石川は美和子は恩人で母親みたいなものだから、代わりに自分が社長を殺したことにすると提案。美和子は自首をするというと、家族の怨恨殺人では保険は降りないが、元従業員の犯行なら、経営者保険一億二千万円が入って、会社を存続できると女子従業員が言った。

美和子のためだけでなく、会社のため、従業員のため、社長もその方が喜ぶと、相談の上で、石川に甘えることにした。

「奥さん、石川くんがそう言ってくれるんなら、悪いけど、申し訳ないけど・・・」

美和子は心苦しかったので、会社が潰れる覚悟で犯人と名乗り出た。

従業員の皆が屋上に集まった。島村は保険金なんかいらない。会社がつぶれたらまた一からやり直せばいいと言う。千代はやるしかないと皆に言った。

美和子は自殺をあきらめて逮捕された。従業員達は、美和子が出所するまで、会社を守ると約束をした。今度は俺たちが奥さんを守ると言った。

なんとかしようと思ったら、なんとかなるかもしれない。自分でギリギリまで頑張っていると思っても、もっと頑張れるかもしれないと水野(黒谷)が言うと、それを支えるのは家族や従業員、人との信頼関係だったと安積(佐々木)は言う。

それを失ったら、どうにも頑張りようがないと桜井(山口)は言う。

須田(塚地)は、後はクーポン券の使える安い店を探すと言い、黒木(賀集)は安くて満腹になれば幸せだと言う。

村雨(中村)は不景気には不景気なりに皆企業努力をしているという。

安積は、ケータイのクーポン券の使える店に、娘の涼子(渋谷飛鳥)と食事に行くことにした。

今週は小さな業績が厳しい工場の社長が撲殺。犯人は妻で、倒れた際に打ち所が悪くて夫が死亡。しかし、奥さんが捕まると会社が危機と思い、保険金のため、石川に甘えて犯人になってもらおうとしていた。

皆で共謀して犯人入れ替えで、保険金詐欺じゃないの?石川くんも仕事が無くて、就活に疲れて、大喧嘩したのにまた頭を下げて頼みに来て、社長は雇う余裕が無いから一万円を渡して帰そうとするが、子供扱いされたと石川くんは怒ったけど、社長を殺すほどではない。優しかった社長の奥さんの代わりに、犯人になろうとする優しいイイ子だった。

小さい会社だけど、皆が家族のように会社のことを考えての計画だった。

怨恨や憎悪の感じは無かったけど、旦那が亡くなって哀しいより、奥さんの方を心配されて、旦那がかわいそうだった。

みんな不況が悪いんだ。お年寄りが年金で暮らせないのも、若者の再就職先が無いのも、社長が殺されても、奥さんと会社のこと、保険金がいくら入るかしか考えないのも、みんなこの不況のせいなんですね。

運転資金にも困り、受注も減って、会社は倒産寸前、リストラをする以外方法は無かった会社だよ。社長さんも奥さんもいなくなって、借金は闇金、会社は大丈夫なのかな。倒産しても一からやるしかない。奥さんを皆で守ろうと言っても、バラバラになったら飲み会くらいにしか集まらないんだろうな。

ギリギリと言ったら須田くんは、やっぱり給料日前日の財布の中身で、クーポンで乗り切っているんだね。

視聴率は12.1%。話が地味すぎたのかな。ブログであまりレビューを書いている人がいなかった。

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