その頃の時代は | Coffee break

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テレビ・映画・特撮・本など好きなものを徒然に書き込み、勝手に応援して行きます。

NHKでテレビ放送が開始したのは1953年で全部生放送でビデオも無かった。テレビが普及したのは1959年「皇太子ご成婚」をテレビで見ようとしたのがきっかけだ。日本の経済が豊かになり始め、電化製品が増えて「テレビ」「電気冷蔵庫」「洗濯機」を3種の神器といって人気があった。テレビ放送開始から15年たつとテレビ局も増えて、スポンサーを取るために視聴率競争も始まっていた。

1968年「河童の三平 妖怪大作戦」は日本テレビ系の水木さんの漫画の実写ドラマ化で、連載は「週刊少年サンデー」だが、月刊誌の「小学○年生」でも連載をしていた。スタッフは東映の「悪魔くん」と同じでキャストが横山光輝先生の忍者漫画の実写化「仮面の忍者赤影」の青影(金子吉延)と白影(牧冬吉)が再競演で出ていた。

水谷豊のデビュー作「バンパイヤ」も1968年10月から1969年3月で、手塚漫画の実写化、フジテレビ系で放送された実写とアニメの合成したモノクロ作品で、虫プロ制作。1966年から「少年サンデー」で連載していたが、実写化で漫画とは違う勧善懲悪の作品になっている。第二部は「少年ブック」の連載が雑誌の休刊で途中のまま、漫画も完結していないけどね。

「ガロ」で「カムイ伝」が人気だった白土三平先生の作品「少年忍者風のフジ丸」が日本テレビ系で1964年から1965年までモノクロ放送、「少年」で連載した漫画をアニメ化した「サスケ」が1968年からTBS系で開始している。アニメに合わせて「少年サンデー」で先生自身のリメイク版が連載を開始した。「サスケ」も貸本だったんだね。

「ガロ」は、林静一「赤色エレジー」、つげ義春「ねじ式」、内田春菊「南くんの恋人」等の映画やドラマになり、永嶋慎二、杉浦日向子、滝田ゆう、村野守美、やまだ紫、安西水丸、ひさうちみちお、みうらじゅん、蛭子能収とか、「ガロ」低迷していた80年代・90年代にサブカルチャーブームで有力新人が掲載されていた頃に休刊するまで読んでいた。他の雑誌に連載してテレビにいろんな人が出るようになって驚いた。絵もヘタで読みづらい漫画も多かったけど、恋愛物も劇画もスポーツ青春物も読み飽きていた頃に、商業的に向かないけど新鮮で斬新な企画やまったり感が新しかった。林静一さんは「小梅ちゃん」のイラストレーションでお馴染みですね。

「鉄人28号」は横山光輝先生の漫画のアニメ化で、1963年から1966年までフジテレビ系で放送され、大人気で全97話。神戸に巨大なモニュメントが出来た。押井守監督が舞台化したのが2009年で、大きな鉄人を作って話題だった。

「ビッグX」は手塚先生の漫画が原作のアニメで、1964年から1965年にTBS系で放送された、東京ムービー初制作作品。ルパンやコナンとか数多くアニメを制作した東京ムービーはなくなったんですね。

「マグマ大使」は手塚先生の漫画の実写化で、1966年から1967年にフジテレビ系で日本初の全話カラー放送された特撮ドラマ。江木俊夫さんの子役時代の出演で、のちにフォーリーブスのメンバーに。

「冒険ガボテン島」(1967年)はエイケンのアニメで少年達がサバイバルする「十五少年漂流記」をモチーフにした話のアニメ。

「狼少年ケン」は1963年から1965年の東映テレビアニメで今のテレビ朝日系、健くんの踊っているCM LOTTEガム「Fit’s」のCM曲の元はオープニング曲。

1967年に「サイボーグ009」が始まり、68年に「巨人の星」が始まった。

1965年の映画は「怪獣大戦争」、「勇者のみ」、「大怪獣ガメラ」、「網走番外地シリーズ第1作公開」、「エレキの若大将」、「赤ひげ」、「007サンダーボール作戦」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「マイ・フェア・レディ」、「わんわん物語」、「メリー・ポピンズ」。

1965年に始まったアニメは「スーパージェッター」、「宇宙パトロールホッパ」、「ドルフィン王子」、「宇宙人ピピ」、「宇宙少年ソラン」、「宇宙エース」、「怪盗ブライド」、「遊星少年パピイ」、「W3」、「オバケのQ太郎」、「ジャングル大帝」、「ハッスルパンチ」、「戦え!オスパー」。

1966年にテレビで「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「マグマ大使」の特撮系や「奥様は魔女」、「サンダーバード」が始まります。アニメは「おそ松くん」、「レインボー戦隊ロビン」、「海賊王子」、「ハリスの旋風」、「遊星仮面」、「ロボタン」、「魔法使いサリー」が始まりました。(ウィキペディアより)

手塚先生、ちば先生、赤塚先生、石ノ森先生、横山先生の漫画が次々とアニメ化された頃。

「ゲゲゲの鬼太郎」は、フジテレビ系で1968年1月から始まって1969年3月まで全65話全部がモノクロ。

ほとんど白黒撮影で、アニメがカラー化されたのは、カラーテレビが高かったのであまり普及せず、1964年に東京オリンピック前に各メーカーがオリンピックを総天然色カラーでと宣伝して、カラーテレビが普及した頃1965年手塚治虫先生の「ジャングル大帝レオ」がアニメでカラーが初めてだった。モノクロとカラーが混在していて、右端に「カラー」と出ていて、モノクロテレビの人はカラーを想像しながらテレビを見ていた時代だ。今のハイビジョンに近いかな。ハイビジョン放送だけど、うちのテレビはハイビジョンに対応していないから分からない。

モノクロアニメはテレビがカラー化されてからは再放送も無く、眠ったままだが大御所の人気作品アニメ化で、本やおもちゃや食品のタイアップもその頃から多かった。

私の好きな「レインボー戦隊ロビン」は、東映アニメまつりで初めてカラーで見た記憶がある。

「レインボー戦隊ロビン」と「サイボーグ009」がコラボして、一緒に戦ったのを見たときは、燃えたよ。

009の主題歌に「赤いマフラーなびかせて」とあるが、モノクロだったから本やノートでカラーを知ったし、仮面ライダーが赤いマフラーをしだして有名になったからかは分からないけど、カラーで009をアニメ放送した時は衣装が変ってマフラーが黄色になっていた。

「レインボー戦隊ロビン」は、東映動画がスタジオ・ゼロに原案発注したアニメで、石ノ森先生と藤子A先生が作画制作した作品。

父親の作った6体のロボットに育てられたロビン少年が、地球を侵略する敵パルタ星人と戦い、両親を助け出す話。絵がほとんど石ノ森先生テイストで、ロボット全部欲しかった。SFやロボット、怪獣好きは子供の頃からだ。

そんな勧善懲悪物のSFアニメが乱立して、ギャグアニメが人気の頃に、水木先生は44歳で漫画賞を取り、「ゲゲゲの鬼太郎」という怪奇アニメでお化けや日本各地の妖怪の恐ろしさでお茶の間を震えあがらせて、新しいホラーアニメというジャンルの先駆けを作ったんだね。

昭和初期に紙芝居で映画や小説も人気だった「黄金バット」のアニメ化(1967年~1968年)、「妖怪人間ベム」(1968年~1969年)は西洋的なホラー色が強くて、絵が怖すぎるからか26話で打ち切りになっていた。「早く人間になりたい」というインパクトの強さに、夏に再放送も多く続編を望むファンが多かったが、制作の第一動画が解散していたため、2006年に別会社が設定を変えて第2作を放送したのが記憶に新しい。大人が打ち切りと判断したアニメがまた見たいと思う、皮肉なものだ。

テレビが普及して子供達への影響は未知数だから、貸本屋に反対する人たち同様、PTAが悪害番組に抗議していたのは間違いない。

ゲゲから話が遠ざかったけど、今も人気の鬼太郎を当時に、アニメにしようとした人たちの判断力がすごいということだね。

「ゲゲゲの鬼太郎」は大人になってから古本屋で大人買いして全巻持っているし、ドラマにもなった「のんのんばあ」、絵本のような妖怪図鑑や、ラバウルの自伝的な漫画もおすすめだよ。

「週刊少年マガジン」は男の子がいないから子供の頃は少年誌を読んでない。コミックスで読んだ漫画ばかりだけど、「週刊少年ジャンプ」がダントツ人気で、「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー」や「週刊チャンピオン」は、ジャンプと違うコンセプトを模索していたんだ。

漫画の話になるとつきないので、このへんで、また機会があれば書きます。

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