映画「東京島」 桐野夏生原作、木村多江主演 | Coffee break

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無人島に流された23人でただ一人の女!木村多江が主演で桐野夏生原作の「東京島」映画化

直木賞作家桐野夏生原作の「東京島」が、映画『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した木村多江主演で映画化される。
本作は、平凡な40代主婦が特殊な環境に置かれることで、新たな自分へと変ぼうを遂げていく物語。木村が演じるのは、無人島に流された23人の中で唯一の女、清子。助けの船も来ない東京島を舞台に、人間の極限状態と情念を力強く活写していく。原作は2008年に谷崎潤一郎賞を受賞した話題の小説で、平凡な主婦であった清子が、苦境の中で直感を頼りに行動を起こす姿は30代以上の女性を中心に熱い支持を得た。
過激な性描写や人間のドロドロした内面を描くのが得意な桐野作品のテイストをどこまで描いているか見ものだが、木村にとってはまさに体当たりの演技になることは必至だろう。

監督は映画『忘れられぬ人々』『殺しのはらわた』などの異色作品で人気を集める篠崎誠。そのほか福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾らが脇を固める。日本が誇る演技派女優木村の新たなヒロイン像に注目したい。


メゾンエルメスで完成披露記者会見 映画「東京島」とコラボ

木村多江、映画『東京島』の撮影で「新しい自分に出会えた」

直木賞作家・桐野夏生のベストセラー小説を映画化した『東京島』(篠崎誠監督)の完成記者会見が4月7日に、東京・銀座のメゾンエルメスで行われ、主演を務める木村多江と、共演の窪塚洋介、福士誠治が撮影での苦労を振り返った。

“東京島”と名づけられた無人島を舞台に、島でたった一人の女性・清子(木村)と彼女を取り巻く23人の男たち(窪塚、福士ら)が緊迫の心理戦を繰り広げる異色サバイバル作。

「東京島」は、無人島に漂着した23人の男と1人の女のサバイバル生活を描いた物語。孤島での“逆ハーレム”状態というスキャンダラスな設定などが話題を呼び、単行本は11万6000部のベストセラーとなっている。
極限状態に置かれながら、自らの手で人生を切り開こうとするヒロインを体当たりで演じた木村は、「最初はなんで私がこの役を…と思いました。皆さんの中には“薄幸”というイメージもあるようですし(笑)」と戸惑ったというが、「ぜひ(起用された)理由を見つけたいなと役に挑んだ」と役柄同様、女優として前向きに取り組んだと語った。
鹿児島県の沖永良部島、徳之島などで約40日間行われた撮影では「岩場を登って移動したり、とにかくタフさが要求された」と木村。崖の上での撮影では、強風にあおられ「生命の危機を感じた」そうだが、「自然への脅威と恩恵を同時に感じ、新しい自分に出会えたと思います。(ニセモノの)蛇の皮をはぐシーンがあったんですけど、爬虫類が大好きなので楽しかったです。爬虫類って私に似ている気がして。」と晴れやかな笑顔も見せた。

一方、窪塚は「新しい空気感、新しい女性像を描いた作品。一言で言えば、現代の“浅瀬”を歩くような感覚」、福士は「ラブストーリーという意味ではなく、愛という言葉でくくれる物語だと思う」。この言葉を受け、木村も「どこにも所属しない、無国籍でジャンル分けもできない新しいタイプの映画」と本作をアピールした。
なお、世界を代表するブランド「エルメス」が本作に自社製品のカレ(エルメス伝統のスカーフ)を提供し、日本映画との初コラボレーションが実現。会見当日は、登壇者木村、窪塚、福士3人の首元にもエルメスのカレが巻かれ、木村は「同じモノ作りをしている者として、とても光栄に思います」と笑顔で語っていた。

撮影は、昨年10月11日に始まり、12月4日にクランクアップ。ロケは、沖永良部島と徳之島で行われ、約40日間の合宿状態で撮影が進んだという。台風20号の襲来で、撮影が中断したこともあった。

会見では、本作がフランスの高級ブランド「エルメス」のシルクスカーフ「エルメス・カレ」とコラボレーションすることが発表され、エルメスと日本映画のコラボは初の試み。カレは劇中、清子ら登場人物が様々な使い方をすることで“活躍”する。記者会見にも木村さんら3人はエルメスのスカーフを身につけて登場した。カレの東京島スペシャルカラーが同日から銀座店で、翌8日(木)から全国のエルメスショップで発売。

4月29日に今回解禁されたポスターでも木村が身に着けているように、通称「カレ」と呼ばれるスカーフが作中で大胆かつエレガントに登場している。このスカーフはエルメスジャポンがこの映画のために作ったオリジナルで、「HERMES POUR TOKYO JIMA」という文字も刻まれた特注品だ

主題歌は、ソウルの女王、アレサ・フランクリンも歌った、キャロル・キング作詞作曲の「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」を、本格派ロックサウンドで日本の音楽シーンを革新しているSuperflyがカバー。歌詞の持つテーマも含め、原作本の中で印象的に使われていた楽曲を、Superflyが歌っていることから自然に生まれたアイデアだったという。Superflyの越智志帆も「昔から大好きな曲で参加できて、本当にうれしいです。歌うたびに弱さや優しさ、そしてりんとした強さ、女性が持ついろいろな感情が表現できるような気がします」とこの曲が主題歌に選ばれた理由にも納得がいっているようだ。

CDDancing On The Fire」(主題歌「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」を収録)は発売中。

『東京島』
今夏より、シネスイッチ銀座ほか全国公開。原作は文庫(新潮社)が5月下旬に発売される。

「東京島」公式サイト

http://tokyo-jima.gaga.ne.jp/


あらすじ

無人島に漂着した23人の男と、一人の女。そこは人間の欲望を駆り立てる島。彼らはそこを東京島と呼んだ。

夫婦二人きりのクルーザー旅行で嵐に遭い、清子(木村多江)と隆は太平洋に浮かぶ無人島に流れ着いた。そして16人の若い日本人の男たちが島に漂着し、さらに6人の中国人グループが流れ着く。

そして、23人の男たちとたった一人の女、清子との共同生活が始まった。

この極限の状況の中で人間の生の本質があぶりだされていく。

監督 篠崎誠

キャスト

木村多江、福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾、染谷将太、山口龍人、結城貴史、清水優、阿部涼平、テイ龍進、趙珉和 ほか

「東京島」は、桐野さんの小説がいつも人気なので、映画化されると知って注目していた作品です。

エルメスとコラボするなんてオシャレですね。主題歌がアレサ・フランクリンのカバー。アラフォーの代表らしい、おしゃれでロック好きのバブルを実体険したセレブのイメージですね。

逆ハーレムとは言っても、うらやましい状況ではなさそうですね。窪塚さんは敵対心を抱く変わり者で、また怪しい男の役のようです。

木村多江さんが主役と言うのも楽しみです。23人の男性陣がどういう人達かも気になりますよね。

公式サイトには予告動画が入っています。鹿児島のロケは過酷そうですね。予告を見ただけでドロドロしていて、ワクワクします。公開が夏だからサバイバルサスペンス・ホラーっぽい展開になるのかな。

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