仮面ライダーW 第24話 | Coffee break

Coffee break

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「唇にLを/嘘つきはお前だ」

ライアー・ドーパントの言葉に針で騙されたWはアクセルをドーパントと思い込み攻撃する。亜樹子(山本ひかる)まで針の餌食となり、狸の置物をドーパントと思ってスリッパで叩いてしまう。

一方、実力のなさを思い知らされたジミー(冨田佳輔)は、駆け寄るゆきほ(中村公美子)に、

ジミー「何が僕のファンだ。スピックの理解者だ。二度と顔も見たくないよ。」

と、ゆきほを突き飛ばし、号泣した。ライアー・ドーパントはそんなジミーの涙を紙に吸い取った。

ライアー「いい色だ。青春の挫折の色だ。たまんないね。私はね、分不相応な夢におぼれた若者の涙が見たくて生きているようなもんなんだ。」

ゆこほはもう一度ジミーを勝たせるように頼むがライアーは拒否した。

ライアー「さよなら、涙くん。楽しませてもらったよ。」

ライアーはそう言い捨てて去っていった。それと同時に、Wと亜樹子の術が解けて正気に戻った。

ジミーは翔太郎(桐山漣)に、「あなたの言ったとおりだったよ、探偵さん。僕は信じられないくらい才能が無いってさ。これで満足だろう。」と言って走り去った。

ジミーのためにとライアー・ドーパントに金を払って勝たせてきたゆきほだったが、すべてが裏目に出てしまった。

何の楽しみも無い、殺風景な人生で、初めてゆきほに笑顔を返してくれた男の子がジミーで、彼を喜ばせてあげたかった。ある日突然誘いを受けて、私がしたことは間違っていたのか・・・。

翔太郎はそんなゆきほに「ジミーはあんたのおもちゃじゃない。一人の人間だ。」と諭す。

竜(木ノ本嶺浩)は最初にライアーに、「そんな剣じゃ、傷つけられない」と「私のメモリがバラバラに!」の二つの嘘を掛けられ、攻撃は当たらず、メモリは偽物だった。フィリップ(菅田将暉)は、ライアーの戦闘力はさほどでもないが、厄介で屈折した愉快犯と分析した。

井坂(檀臣幸)の医院で冴子(生井亜実)は井坂に会い、井坂はタブー・ドーパントを診察した。

井坂「君の肉体は、完璧だな。無限の可能性に満ちている。」

タブー「そう、でも何だか複雑な心境。女としての私には興味が無いなんて。」

井坂「変身前の風体はどうでもいい。私は、ドーパント専門のドクターだからね。」

井坂は冴子に恐怖の帝王に勝てるかもしれない。そして、ミュージアムのトップに成れるかもしれないと言い、力になると言った。

ジミーが勝てばCDデビューとなる「フーティック・アイドル」の収録日がやってきた。

だが、失意のジミーは音楽からの決別を決意していた。さざなみ海岸で愛用の白いギターを捨てるジミーに、翔太郎は声を掛けた。逃げるジミーを翔太郎は、白いギターを片手に追いかけた。

翔太郎は、ジミーが形から入るタイプだから、挫折したらさざなみ海岸に来ると分かっていたのだ。

ファン=ゆきほに裏切られたから音楽を止めるというジミーを翔太郎が一喝。

自分に嘘をついているのはお前で、自分の弱さをゆきほのせいにして逃げている。へたくそな自分がここまでやってこれたのは誰のおかげだ?とジミーを諭す翔太郎。ジミーの心が少しずつ動き始めた。

どうすればいいかと言うジミーに翔太郎は、

「自分で決めろ。男の仕事の八割は決断。あとはおまけみてえなもんだ。俺の人生の師匠の教えだ。」

そう言って去っていった。

ライアー・ドーパントの正体を突き止めようと検索を繰り返していたフィリップと竜。ジミーの涙を吸い取った「和紙」から、その正体が路上ポエム作家・沢田(モロ師岡)であることを突き止める。

しかし、サンタちゃんに聞くと、しばらく沢田は姿を現さないという。これまでか、と思われたが、ライアー・ドーパントの使っていた言葉「ハートはフルフル」から沢田が若菜(飛鳥凜)のファンでラジオを聞いていることが分かる。

フィリップは若菜に電話で協力を依頼。ラジオで「電波塔の道化師と会うことになった」と言わせる。

ラジオを聴いていた沢田はがく然。いったい誰が自分の名をかたって・・・。沢田はラジオ局から出てきた若菜の車を尾行、ライアー・ドーパントに変身し、成り行きを見守る。

劇場のステージにおかしな格好の「電波塔の道化師」と名乗る男が現れた。

「ハロー、若菜姫。電波塔の道化師だよん。願いを叶えてあげるよん。ポエムも書いてあげるよ。いまいち、街の皆には評判悪いけどね。詩集も出ているんだ。全然売れなかったけどね。」

ライアーがたまらず飛び出した。

ライアー「いい加減にしろ!あんな本でも一所懸命書いたんだよ。若菜姫、俺が本物の・・・」

翔太郎が鷲のかぶりものを取って、正体を現した。「よく来たな。嘘つき野郎。」

竜と亜樹子も正体を現した。すべて翔太郎らが仕掛けた罠だった。

若菜姫が協力を?ライアーは若菜に襲い掛かると、キックされた。それは若菜に変装したフィリップだった。若菜に危険な目に合わせるわけにはいかないので、協力はラジオだけだった。亜樹子は聞いていなくて、若菜と入れ替わるのは自分の役目だと言うと、竜が「所長じゃ無理だ」と言った。

フィリップが女の子で、亜樹子は男の子に・・・亜樹子はショックで立ち直れない。

翔太郎「騙される方の気持も知りやがれ。」

翔太郎とフィリップはWに変身、竜はアクセルに変身。亜樹子がフィリップの体を支えた。

亜樹子「本当にお姫様みたい。ううっ。」

アクセルがライアーを攻撃している間に、Wはサイクロンメタルに変身し、口を縛って針を出させなくした。ライアーの攻撃で、ビルの屋上から落ちたWを、アクセルバイクモードで追いかけてWを救出。アクセルに乗ってWは屋上まで走って登り、二人の合体攻撃でライアー・ドーパントが粉砕。

変身を解除した沢田は号泣する。その涙は一片の和紙に吸い取られた。

「フーティック・アイドル」に出演したジミー。たった一人のために歌うと言う。

歌を聞いた審査員長の大貫一郎太(水木一郎)に「工事現場の音の方がはるかに耳に心地良い」と酷評されたが、上木彩矢からは「今までいいと思っていた理由が分からない。でもハートは感じた。」、TAKUYAにも「同感。そこはイケてた。」と意外な言葉も。

大貫「気持のある若者を、我々は見捨てない。また会おうジミー。」

ジミーは観覧に来ていたゆきほと仲直り。

ゆきほ「今日初めて気付いたわ。これってラブソングだったのね。」

ジミー「遅いよ。ファンのくせに。」

そして、2人は同じ工場で働くことになった。歌を続けているかはまだ聞いていないが、取りあえず奴は笑顔だ。

一方、クイーンとエリザベスは、番組関係者の口利きでCDデビューが決定。大喜びだが、雑誌になぜか翔太郎とフィリップの仮面シンガーが載って、大きく取り上げられて巷で話題になる。

もう一度やろうというフィリップは演歌に興味が移ったらしい。「歌はもういいんだよ。俺は探偵一筋だ」と翔太郎が言うと、亜樹子たちに「センス無いくせにー。」と言われて傷ついた。

今週は先週の続きでライアー・ドーパントに針で騙されて、また逃げられ、合格もファンによる嘘で傷ついたジミーは、ゆきほにもう二度と会いたくないと言って、歌を止めようとする。自分とよく似ているジミーのことがよく分かる翔太郎は、落ち込むと来ていたさざなみ海岸でギターを捨てるジミーを発見し、追いかけて「フーティック・アイドル」出るように諭す。そんな青春ドラマみたいなマネを男同士で・・・、ストップモーションで、狙いでも笑ったよう。

実力で出てもCDデビューは無理だから、出ても出なくても同じだと思うけど、踏ん切りをつけるのにはいいかもね。ゆきほがファンになった理由が今一納得できないけど、好みは色々あるからね。しかし、ジミーの歌を聴いて観客が苦しんだ様子が無かったから、歌を少しアレンジしたのかな。ゆきほがジミーの歌を恋愛ソングだって、今頃気付くって・・・。私は初めのヒドイ歌でも愛の歌だって気付いたぞ。

「くるくるくるくる回る。くるくるくるくる君が来る。みるみるみるみる君を見つめる。みるみるみるみる好きになる。へるへるへるへる愛情が減る。へるへるへるへるまるで地獄さ。しるしるしるしる君を知りたい。くるくる風車が回ってる。」

途中が分からないけど、韻を踏んでるラップでへんな歌をいっぱい聴いてきたからね。

ゆきほとジミーが仲直りしたけど、LOVEに発展はあり得ない。ファンというか、人の興味はどんどん代わっていくものなんだよ。だから、ファンは大事なんだ。ファンの一人と結婚して、なんか違ったって離婚した人がたくさんいるよ。まして、アマチュア時代のファンは、デビューしたら興味が無くなって、また新たなアマチュアのファンになったりするからね。人気商売は大変だよ。

私はファンの人も多いが長くてしつこい。順番は日によって違うのは、みんなもそうでしょ。

沢田がライアーだというのは当たっていました。大事な和紙を落としていくなんてダメだね。次のターゲットを探していたのかな。陰湿で悪趣味だけど、人を殺してはいないから、罪は軽そうだ。

桐山漣くんと菅田将暉くんは今回は体を張ったね。あの電波塔の道化師は、予告で誰か分からないくらい弾けてたね。フィリップが若菜の変装でドーパントをキック!足が随分高く上がるなって思ったら、凜ちゃんだったらしい。菅田くんは体が硬くてあまり上がらないから、若菜の変装をしたフィリップの吹き替えが若菜って、珍しいな。

竜がサングラスをかけて若菜の運転手役。マネージャーはドーパントで捕まったはずだから、新しいマネージャー?亜樹子はファンの一人の男の子で、声で竜と亜樹子だとすぐに分かった。

竜に亜樹子じゃ若菜の役は無理だって、背格好はフィリップの方が近いけど、ヒロインなのにかわいそうだね。

頭のいいフィリップのアイデアかな。嘘つきには嘘で騙して、嘘をつかれた方の気持も分からせる。ドッキリは楽しそうだ。

探偵物で変装するのは、多羅尾伴内・怪人二十面相、ルパンとたくさんいるし、潜入捜査には欠かせないから戦隊シリーズでは定番だけど、仮面ライダーであそこまで分からない漣くんの変装は、歴史的になりましたね。

Wのドーパント井坂先生は、人間の冴子よりもタブーの体に興味があるドーパント専門の医者で、舌なめずりして、体をじっくり観察が朝からエロいよ。次は若菜か、琉兵衛か、ミックか?冴子が井坂に惚れて井坂が冴子の協力者となると、冴子も終了か?

井坂先生と竜の父との関係、そしてシュラウド。謎はさらにたくさん増えたな。

アクセルバイクモードって、Wが乗りそうだと思っていたら、もう乗って戦ってた。ディケイドのライダーに乗るというのは、継承されたようです。

次週は、Pの遊戯。亜樹子の前に突然現れた少女リコは「人形の声を聞いて」というと一枚の紙を差し出す。人形がしゃべるホラーのような話。ドーパントの仕業かな・・・。


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