Wの悲劇 真の犯人は・・・(1) | Coffee break

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月曜ゴールデン「Wの悲劇」(111日放送)ストーリーを整理してみました。


年の瀬が迫る12
派遣OLの一条春生 (菅野美穂)は折からの不景気で、突然派遣先の会社をクビになってしまう。
そんな矢先、春生は以前、キャバクラ嬢をしていた頃の仲間だった和辻摩子(谷村美月)から、正月に北海道にある和辻家の別荘で一緒に過ごさないかとの誘いの手紙を受け取る。
仕事がクビになったうえ、昔から男にだらしがない母と、頼りない恋人・健治(宮藤官九郎)に囲まれた生活にうんざりしていた春生は、金持ちの別荘で過ごすという招待に飛びつく。
数日後の正月
春生は、摩子の家族で日本有数の製薬会社を営む和辻家の別荘を訪れる。
春生の来訪を喜ぶ摩子に、摩子の紹介で別荘に集っている和辻家の面々と対面。
和辻製薬の社長で、和辻家のいかにも家長然とした与兵衛(津川雅彦)、綺麗だがプライドの高そうな与兵衛の妻・みね (池内淳子)、与兵衛の弟で仕事が出来ない遊び人のような繁(江守徹)、与兵衛の甥でいかにもイケメン坊ちゃん風体の卓夫(成宮寛貴)、摩子の義父で学者らしい気難しい態度の道彦(中村橋之助)、そして、与兵衛の亡くなった妹の娘で摩子の母でもある貴婦人のような美しさを持つ淑枝(真矢みき)と、和辻一族ではないが与兵衛の主治医で謎めいた雰囲気を持つ鐘平(香川照之)
春生はそんな一癖も二癖もありそうな和辻家の面々と早速、晩餐を共にする。
晩餐後、与兵衛だけが自室に退席し、残った和辻家の面々と鐘平、そして春生はラウンジで各々思い思いにくつろいでいた。
そんな春生たちの前で、突然、誰もが予想だにしなかった悲劇が巻き起こる。
与兵衛に呼ばれて席をはずしていた摩子がナイフを手に握り締め、鮮血に染まった姿で皆の前に現れたのだ。
「私、おじいさまを殺してしまった!!

和辻家のうら若き華であり、何のけがれも知らぬであろう摩子が、なんと大伯父である与兵衛を殺してしまったというのだ。
皆が与兵衛の部屋へ行くと、摩子が言うとおり与兵衛が死んでいた。
摩子は、与兵衛に乱暴されそうになり、抵抗した勢いで刺してしまったと皆に話すと、道彦はすぐに警察に連絡を入れようとするが、淑枝は摩子を警察に突き出したくないと、自分が代わりに自首すると言い出す。
さらにみねも、和辻家の名誉を守るために摩子を犯罪者として通報する訳にはいかないと主張し、一同は途方に暮れる。
そんな一同に向かい、死亡時刻をずらし、与兵衛を強盗に殺されようにすれば良いと、鐘平が提案。
ほどなく、一同は摩子を一先ず東京へ帰すと、鐘平の医師の知識を活かした指示に従い、皆が一丸となり、与兵衛の遺体や身の回りに偽装工作を施していく。
その翌日、万全を期す和辻家一同の前に、いよいよ刑事の中里(小日向文世)が捜査にやってきた……

(公式HPより)ここからがオリジナル本筋です。

みねは与兵衛が浮気性で仮面夫婦、弟の繁は仕事でひどく与兵衛に叱責されていた。甥の貞夫は摩子に結婚を申し込んだが断られていた。道彦は研究費を減らされて、和辻家の全員が与兵衛に対して何らかの遺恨を抱いていた。
鐘平の計画は与兵衛の死亡推定時刻をずらし、摩子のアリバイを成立させる、同時に与兵衛殺害犯を強盗に見せかけることだった。
具体的には以下の通り。
22
20分、摩子はタクシーで屋敷を去る(タクシー運転手が証人)。
その後にグラタンをデリバリーさせる(グラタン到着時刻確定)。デリバリーで届いたグラタンをチューブで与兵衛の胃に送り込む。これで与兵衛氏がグラタン摂食時、摩子は屋敷に居ないので、摩子のアリバイは成立する。
死体を電気カーペットで暖め続け、死亡推定時刻を誤魔化し、遺体の位置と向きを変え続け、死斑が出来ないようにする。死後硬直を遅らせる為に遺体をマッサージし続ける。
強盗の仕業に見せかける為、足跡を裏庭に残す(雪上の足跡)。
同時に盗まれた筈の品を選定。
ポーカーを2時間、真剣勝負して、強盗に気付かなかったこととそれぞれのアリバイに信憑性を持たせる為に実際に行動する。
摩子は東京で証拠品のナイフ、衣装等を始末する。
翌朝、満を持して通報することにした。

一方、地元の警察署長として赴任した相浦は左遷されたことを苦にしており、手柄をあげて本部に戻ろうとしていた。当然、事件の報に狂喜乱舞する。そして、現場へ部下の中里がやってきた。

1人ずつ個別の事情聴取を乗り越え、計画は成功したに思えたが
鐘平は「自分が偽装工作を云いださなければ……間違っていたのかも……」と春生に告げる。春生は慰める。そこで、ベランダからふと下を見ると、雪上に残した筈の足跡が増えていて無意味なものになっていた。同時に足跡用のブーツも消えている事が判明。当の消えたブーツは現場のベッドの下にあり、中里が発見して、偽装工作を確信する。
なぜ、与兵衛が風呂上がりなのにシャツとガウンだったのか?そこにも作為を感じる中里。
摩子が屋敷へと戻る中、相浦が中里の情報をもとに記者会見を開き、ここで外部犯行説が消えて、屋敷内の7人に嫌疑がかかる。
春生は7人の中の誰かが偽装工作を発覚するよう細工したと推理した。7人全員が疑心暗鬼になる。春生同様、中里も7人の中に偽装工作を発覚させた裏切り者の存在を確信して、その意味するところを考える。
翌日、中里は関係者全員を集め「全員の仲が良かったか?」確認する。
まどろっこしい物言いを批難され、結論を求められた中里は、摩子が犯人だと指摘する。

中里が与兵衛殺害時刻を疑った理由は3つ。
入浴していた筈なのに与兵衛がシャツとガウン着用だったこと。
現場の室温が27℃と高すぎること。
個別聴取の結果が完璧すぎたこと。
最初、中里は全員共謀を考えたが春生が加わる筈はない。次に春生犯人説を考えたが、それだと全員が春生を庇う筈がない。
チューブも証拠品として回収されており、与兵衛の胃の中のグラタンがミキサーで砕いたようで、チューブで流し込んだと判明してアリバイ工作も死亡時刻を変えていたのもバレていた。
摩子は殺害を認め、逮捕される。
取り調べ中、中里は摩子にひとつ質問をして……
一方、春生は淑枝の部屋を訪れ「男とお金どちらを取りますか?」と質問する。
「当たり前でしょ」とあしらう淑枝。
中里の質問は「あなた(摩子)は誰を庇っているんですか?」というもので、動揺する摩子。
そしてまた、和辻家を訪ねる中里は、ここで新たな情報、鐘平は与兵衛の認知された隠し子だったと指摘。
だが、鐘平は和辻家の主治医となったが与兵衛を憎んでいた。

ここであらためて春生以外の関係者全員に与兵衛殺害の動機があったことが判明した。

そんな中、中里が爆弾発言、和辻家の人間は与兵衛の遺産を相続できないと言った。

摩子が殺害したことを知った上で偽装工作を行った――これが、民法891条の2「被相続人の殺人されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者」に当たる為だ。
そんな中、春生はその条約を知っていて、たった1人遺産を相続できる人間が居ると言う。

そこへ飛び込んでくる淑枝。自分が与兵衛を殺した犯人であると発言。
驚く面々。摩子が庇っていたのは淑枝だった。
自らの罪を逃れる為に娘に罪を着せて苦しかったと言う淑枝。
だが、中里は「淑枝は犯人ではない」と否定する。

つづく