ニューヨークの自由の女神が襲撃されて、頭が取れたポスターが印象的だ。
これも、SFホラー・パニック映画。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような手法で、ずっと普通のパーティのお客がビデオを回しつづける形は、プロデューサーで発案者のJ・J・エイブラムスが、「モンスターを隠したかったからだ」と理由を説明する。なかなかはっきり見えないものの方が恐怖を掻きたてる。これは「ミスト」と同じで、アメリカ映画の定番になっていて、趣向を色々こらしているようですね。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」もそうだけど、画面が揺れるのが酔っちゃうから、ずーっと見続けられない。ちょっと目線をはずしながら見ました。そして、カメラを回している人たちと同じ感覚を味わうために、情報が少ないから、なぜ、どうやって何のために怪物がニューヨークに現れて、今どんな状況かが分からないから、説明不足でお化け屋敷みたいに、キャーキャー言っているだけなのは、仕方がないのかな。
ホラーは一番良くてB級だと井筒監督が言っていたから、説明が多すぎても白々しくなって、怖さが半減するし、ミストもそうだけど、勝手に怪物が食事しているだけで、殺されて怪物がかわいそうだなとも思えます。ただ、いるだけで、人間が勝手に恐怖を覚えて攻撃!
突然襲ってきたり、急に人間を食べだす怪物もアホだと思いますけど。
日本の映画みたいに分析したり、弱点を探したり、怪物の弱い部分を見せずに徹底して怪物=悪役にしたてるのがアメリカ映画なんですかね。ワメイクルみたいのも中にはいるんじゃないかな。
ちょっとここでもネタばれ。
怪物は巨大でウルトラマンの怪獣と魔化魍みたいだから、ミストの怪獣とそっくりで、かぶってます。
ですから、「ミスト」を見て「クローバーフィールド」を見るのが正解でした。
勝手に世界を繋げて、ミストで現れた怪物がニューヨークで大暴れ、軍が攻撃しているが、さらに被害を増幅していると考えると納得します。
この映画もラストが投げっぱなしだから、続きは?って終りですっきりしないのが難点ですね。
やっぱり、ウルトラマンかライダーかゴジラか・・・ってもういいか。
きっと、好評なら第二弾を作る気なのでしょう。
解説
巨大都市ニューヨークを舞台に、“未知の何者か”が大規模な破壊を繰り広げるSFパニック・アクション超大作。『M:i:III』のJ・J・エイブラムスによる徹底した秘密主義の下、“映画史上初めてタイトルも隠した映画”として全世界で話題が集中。監督はテレビドラマ「フェリシティの青春」シリーズなどを手掛けたマット・リーヴス。自由の女神の頭部が破壊され、突然眼前に落下してくるパニック映像や、巨大都市を崩壊と破滅に追い込む“HAKAISHA”など未曾有の展開。
あらすじ
とあるニューヨークの夜、日本への転属が決まり、赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。
そのパーティーの最中、突然、とてつもない爆音が聞こえ彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受けたかのようにニューヨークの街がパニックに陥っていた。
アマチュアカメラマンがパーティをビデオ撮影中の出来事。街の破壊された様子、爆発、ビル崩壊もすべて録り続けながら、逃げる様子を描いている。
監督 マット・リーヴス
脚本 ドリュー・ゴダード
キャスト
マイケル・スタール、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン、
ジェシカ・ルーカス、リジー・キャブラン、T・J・ミラー、ベン・フェドルマン他
